36 ページ37
冬哉side
ふとスマホを持つと、通知が来ていた。秋篠宮からだった。
春馬すみません、水無月永遠と申します。秋篠宮家で執事をしております。春馬様のお友達ですか?
どういうことだ?
ま、いいか。
冬哉はい、そうです。
そう送ると、すぐに返ってきた。
春馬〇〇病院に来ていただけますか?受付の者に春馬様の友達で、来たと言えば通されるので。よろしくお願いいたします。
冬哉はい。わかりました。
「闇、俺ちょっと用事できたから家出る。みんなに帰るか聞いてきて?」
「……うん、わかった。」
闇は部屋を出て行った。
俺は必要な荷物を準備した。
「……冬哉くんがどこか行くなら帰るって。」
「わかった、ありがと。」
俺はリビングに向かった。
「今から出るから。早く準備して。」
俺がそう言うと少しして全員が揃った。
玄関で靴を履いて外へ出た。
「それじゃ、また明日。」
「そっか明日学校か。」
「また明日ー!」
「ばいばーい。」
「……また明日。」
四人はそれぞれの家に帰って行った。
俺は永遠さんが送ってきた〇〇病院に向かった。
〇〇病院に着いた。入って受付に向かう。
秋篠宮、なにかあったのか?
「あの。」
「どうされました?」
受付のお兄さんは顔を上げた。
「秋篠宮の友達です。水無月永遠さん?にいわれて来ました。」
「あ、わかりました。こちらへどうぞ。」
受付のお兄さんは櫻海都というらしい。
少し歩くと病室?についた。
海都さんがノックをすると中から声が聞こえた。
海都さんは引き戸を開けて中に入った。
「貴方が雨宮冬哉様ですか。私が水無月永遠です。」
「あ、雨宮冬哉です。」
永遠さんは男の人で、執事って聞いてイメージしていたスーツみたいな服とは全然違う私服のような感じだった。まだ若そう。
「春馬様が空学園の生徒様と喧嘩をなされたらしく、現在療養中でございます。そこで春馬様が冬哉様に会いたいとおっしゃられていたのでお呼びさせていただきました。」
「あ、は、はい。わかりました。」
そういえば秋篠宮は重度の問題児で喧嘩好きだったな。
最近は全然だったから忘れてたが……。
「櫻さん、ここまでありがとうございました。」
「いえ、それでは受付に戻らせていただきます。」
海都さんはそう言うと部屋を出て行った。
俺は永遠さんに案内されて別室に向かった。
66人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏夜桜 - 夢華さん» 面白いんですか?ありがとうございます!更新頑張ります。 (2019年1月9日 22時) (レス) id: dbd4689f32 (このIDを非表示/違反報告)
夢華 - とっても面白いですね!更新楽しみにしてます!がんばって下さい! (2019年1月9日 18時) (レス) id: ceff9b5b24 (このIDを非表示/違反報告)
夏夜桜 - 更新頑張りますね!何かあったらコメント欄に行かせてもらいます。設定ありがとうございました。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: dbd4689f32 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - 購入ありがとうございました。応援しています!更新頑張って下さい。なにがあればご連絡下さい。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: 930f4adcc1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夏夜桜 | 作成日時:2019年1月8日 20時