聞いてないんですけど……！【BL】【名前変換】

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冬哉side

次の日。

昨日は夜、朔弥さんに送ってもらって帰った。

今日は普通に学校！

っていうことで久しぶりに自分のクラスに行ける。

一昨日は秋篠宮のせいで休み、昨日は生徒会の仕事とかで、行けなかった。

いやー……予習はしっかりやってたから多分授業は大丈夫。

問題は……アレ。

腐男子の友達。

はぁ……。

春馬おはよ。
冬哉おはよ。
春馬頑張れ。俺はサボり。
冬哉了解。

そして教室。

自席に着くと、さっそくあいつらが来た。

「はろーはろー！冬哉くん！」

「久しぶりだね！冬哉くん！」

「久しぶり！冬哉くん！」

「……ふふっ。」

「はろー、萊都。久しぶりだな、時雨と歩。あと闇。」

腐男子の宮崎萊都、咲野時雨、榊野歩、宮野闇。

「お楽しみでしたかー？」

「妄想が止まらなかった！」

「ねー！絶対冬哉は受けだから！」

「……そうやね。」

「あの、にやにややめてもらっていいですか？」

全員がにやにやして言ってくるから滅茶苦茶恥ずかしい。

「お？顔赤いぞ？」

「これはヤったと判断していいんじゃね！？」

「やっぱ秋篠宮くん攻めの冬哉受け！」

「……お疲れ様、冬哉くん。」

「うぅ……。」

ほんとに嫌だこいつら。

俺は机に突っ伏した。

ちなみにこいつら結構席が近い。

闇が前の席、時雨が後ろの席、萊都と歩も隣の列。

ほんと、今日はいじられる。

「はぁ……。」

四人(ほぼ三人)の会話を聞き流しながら盛大にため息を吐いていると、肩を叩かれた。

「どうしたの、西崎さん。」

「えっと……。」

俺の肩を叩いたのはクラスでもモテていると噂の女子、西崎彩乃さんだった。

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新たなメンバー

霧島 乃杏 きりしま のあん

空学園高等部一年B組
空学園生徒会役員

桜咲 蓮杜 さくらざき れんと

桜学園高等部三年A組
桜学園生徒会長

光坂 藍季 ひかりざか らんき

光学園高等部三年B組
光学園生徒会長

宮崎 萊都 みやざき らいと

空学園高等部三年C組
腐男子

咲野 時雨 さくの しぐれ

空学園高等部三年C組
腐男子

榊野 歩 さかきの あゆむ

空学園高等部三年C組
腐男子

宮野 闇 みやの やみ

空学園高等部三年C組
腐男子

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