我慢の限界2【かまぼこ隊】 ページ4
顔を真っ赤にし、私が『痛っ…!』と声を発するごとに謝って頬に口付けしてくれる炭治郎。
緊張のせいか動作はぎこちないが、私に負担を掛けないよう立ち回ってくれる善逸。
少々荒っぽく乱暴ではあるが「きついなら言えよっ!」こう私を労る言葉を掛けてくれる伊之助。
3人の話し合いの末、何故こんな事になったのかは分からなかったけれど
もう、そんな事どうでも良いと思う程
皆に溺れてしまっていた。
時がたち、体力の限界を向かえた私はそのまま意識を手放した。
外から聞こえてくる、小鳥のさえずりで私は目を覚ました。
そして、両隣でスヤスヤと寝息をたて満足そうな笑みを浮かべ眠っている炭治郎達。
まだあどけない顔をした皆があんなに豹変するとは…。伊之助はそんなに変わってない気もしたけど。
私は昨晩の事を思い出し、顔を真っ赤に染めた。
でも、いつまでも昨晩の事を考えていても仕方ない!
そう考えた私は上半身をゆっくりと起こし、立ち上がろうとした。のだが
腰に激痛が走り立つ事が出来なかった。
私が立ち上がれず、腰をさすって
かなりの時間が経過した。
それから、やっと3人が目を覚まし
私は皆に支えられながら何とか立てたものの
歩けなかったため、この旅館でもう一泊する事となった。
因みに、この後炭治郎と善逸に土下座され謝り倒された。
伊之助はホワホワした。そう言いながら庭を元気に走り回っていた。
よくあんな体力残ってるな…。
炭治郎「すまない!A!昨日はその、、Aが可愛過ぎて歯止めがきかなくなってしまって…///」
善逸「ごめんねええぇぇぇぇAちゃああぁぁん!!腰大丈夫?!大丈夫じゃないよね?!責任はとるから!!というかとらせてっ!!」
2人の謝罪を耳に、私は旅館の人からもらった焼き芋を一口かじった。
またもや口論を始める炭治郎と善逸。
私が食べている焼き芋を欲しそうな目で見つめる伊之助。
そんな皆を見渡し
『誰か1人なんて決められないよ』
そうボソッと呟いた。
貴方なら誰を選ぶ?
気付かぬうちに【我妻 善逸】かまぼこ様リク→←我慢の限界【かまぼこ隊】
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美桜 - 初めまして。リクエストいいですか?夢主善逸同期恋人。アオイの入浴中覗きをしたと疑われる善逸。善逸犯人ではありません。犯人はアオイに片思いのモブ隊員。モブ隊員は蝶屋敷に入院している。お願いします。 (2019年12月17日 13時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
*十二鬼月*を愛する者 - 夏曇さん» コメント失礼します。急で申し訳ないのですが、可能でしたら黒死牟に夢主が愛される話を書いて頂けないでしょうか?夢主は花魁設定で黒死牟が郭に通っているという感じでお願いします。 (2019年12月15日 11時) (レス) id: 4587451935 (このIDを非表示/違反報告)
マキラ - ありがとうございます! またリクします! (2019年11月1日 12時) (レス) id: 02a5017c6d (このIDを非表示/違反報告)
夏曇 - マキラさん» 書き終わりました!このような感じで良かったでしょうか?リクエスト有り難うございました! (2019年10月13日 23時) (レス) id: 2932db30f1 (このIDを非表示/違反報告)
夏曇 - 鯉喘さん» 返信、遅れてしまい申し訳ありませんでした。了解です。頑張って書かせて頂きます! (2019年10月13日 20時) (レス) id: 2932db30f1 (このIDを非表示/違反報告)
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