マネージャーって大変なんですよ。【1】 (ページ15)

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第14話特別練習メニューページ15

ﾋﾟｰ!!

『レギュラー！集合！！』

どうも。マネージャーの九条です。
地区予選がもう10日後に迫ってます。

竜崎「マネージャーは勿論だが、今回はプラスである男に特別メニューを組むよう頼んでおいた。」

そこで、レギュラーに特別練習メニューを組みました。私の隣にいる男、乾先輩と共に。

乾「まず足首に鉛の板を差し込めるタイプのアンクルをつけたうえで、赤・青・黄に塗り分けられたボールをそれぞれ同じ色の三角コーンに当てて貰う。」

『片足に２５０グラムの鉛板を２本、つまり両足合わせて１キロの負担がかかります。私も球出しするのでがんばれー。』

竜崎「気合い入れていきな！！」

レギュラー「「「「はい！！」」」」

――――――――――
Dコート

私が球出しするメンバーは菊丸英二と越前リョーマと書いてある。

しかしこの2人は洞察力がずば抜けているため、ただ球出しをするのでは練習にならない。

そろそろアンクルの重さを感じ始めるタイミング。その時に。

菊丸「なんだこりゃ、急に足が重く……成る程、こりゃキツイかも…あ、赤！！」

『えー菊丸先輩それ青じゃない？』

菊丸「えっ！！？わーー！！って赤でいいじゃんか！Aのイジワル！！」

『ふふふーん(無視)』

菊丸「ぐぬぬぬ…！」

題して、赤だと思ったら青だったと思ったら赤だった作戦。←

綺麗に引っかかった菊丸先輩はコーンに当てることが出来ず外した。

乾「頭の回転が早いな。流石世界テニs((ﾊﾞｺﾝｯ………;;;」

『乾先輩。』ﾆｺﾆｺ

不二「顔すれすれにボールが…(苦笑)」

全く、あっちこっちで素性を明かされるなんてたまったもんじゃない。

知ってるのはレギュラーだけでいいんだよ！レギュラーだけでもめんどくさいんだから！！

さて、越前はっと。

さっきのを見ていたなら、勿論騙されるなんてことは無いだろう。どうしたものか。

あ。閃いた。

ﾊﾟｺﾝｯ

越前「はぁっ…っ青！」

『越前ー！君の”お父さんの”ファンクラブあるってよー！！』

越前「えっ！！？わっ！？…もう…A先輩…。」

『HAHAHA』

R(((((マネージャー恐るべし……;)))))

――――――――――――
トリックボール出し終了後

(((((つ、疲れた…。)))))

精神面においても体力を削られ、レギュラー陣全員が座り込んでぐったりしている。

『あー楽しかった。これまたどっかで使おっと。』

「「「「エッ」」」」