88日目 ページ9
マルコ「やめろよい!!!エース!!!頭を冷やせ!!!」
朝起きてきたら甲板は既にこの状態。
『あれ、もしかしてわたし起きて来るの遅かった感じ?』
なんにせよこの状態では会議もあったもんじゃない。
どうやらエースがティーチがしたことについてケジメをつけると言って聞かないらしい。
まぁ、こうなることは最初から分かってたけど。
クルー「オヤジは今回は
エース「離せ!!!おれの隊の部下だ!!!」
隊長達も加わって必死に止めている様子を遠目で見るわたし。
サッチは殺されていないというのに、大きな出来事は変えられないのか、このままいけば頂上決戦は勃発まっしぐらだ。
できれば頂上決戦は起こしたくはなかったが、起こさないということはルフィの自分を見つめ直すタイミングが消えるということ。
結構難しいぞこの問題…。
オヤジ「エース…いいんだ今回だけは……。妙な胸騒ぎがしてなァ…。」
エース「あいつは仲間を襲って逃げたんだぞ!!!何十年もあんたの世話になっといてその顔にドロを塗って逃げたんだ!!!
何より親の名を傷つけられて黙ってられるか!!
おれがケジメをつける!!!」
そろそろ行かなければエースに大切なことを伝えることが出来ないので、そっちに向かうことにする。
『エース!!!』
エース「!!
姉貴…、ッたとえ姉貴の頼みだとしてもこれは譲れねェ!!!」
『何言ってんの別に譲れなくてもいいわよ。』
エース「え…」
マルコ「は!?」
「「「えェェ――――!!?」」」
ま、驚くのも当然だろう。オヤジまで止めてんだから。まさか長女が行けとか言うとは思ってなかっただけ。
オヤジ「………。」
『…エース、わたしは行くことを止めない。
ただし、これだけ覚えておいて。
"わたし達は家族だ"
背中は任せて行っておいで。』
エース「!あァ…‼」
マルコ「おい待て!!!戻れ!!!エース!!!」
マルコの止める声を聞かず、エースはストライカーに乗ってグランドラインを逆走して行った。
マルコ「Aッ!どういうっ!」
オヤジ「…どういうつもりだァA。」
マルコの言葉を遮ってオヤジがわたしに問いかけた。
オヤジの声につられるように、辺りに静寂が広がる。
わたしもエースのように、そろそろ自分のことを言わなくてはならない。
『…オヤジ話がある。』
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あまね(プロフ) - 泣いちゃうかも() (12月26日 14時) (レス) @page42 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - ミホークの攻撃まで妹ちゃんの仕業にされてるw面白かったです! (2023年4月12日 18時) (レス) @page36 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
コリー - 1からみてきました!とてもおもしろかったです!体調くずさず勉強頑張ってください!(・▽・♭ (2020年12月8日 1時) (レス) id: 40d23dab50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2020年10月4日 18時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
妖狐 - 初コメです。受験がんばってください。 続きとてもなのしみにしています。 !(^^)! (2020年5月21日 19時) (レス) id: a8c53d699d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒薔薇 | 作成日時:2020年3月18日 2時