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障害物借りモノ競走はボスの迅速な対応もあって見事1位を納めた。
選手及び借りモノは終わり次第退場門から外に出るので、今は校庭の端を歩きながらパラソルの下に戻る最中だ。
せっかく2人きりなのでどうして日本に来たのか尋ねてみた。気まぐれだと一蹴されたけど。
正確な日程は伝えていなかったはずなのに何故知っていたのだろう。九条くんかな？いや私も明日以降は顔出せるからとか言ったな？
パラソルの下まで戻ると労ってくれたのはマーモンくんくらいなもので、スクアーロさんとレヴィさんには走りが甘いだの圧勝しろだの文句を言われた。
確かに抑えているが陸上部より速い速度で走っているので問題はあるまい。
ボスは暑いのを相当嫌っている様で、早々に椅子にふんぞり返りレヴィさんに扇がせていた。召使いかな？
『っというか、暑いならマーモンくんに幻術かけてもらって体感温度下げれば？』
「一応提案したんだけどね、ボスは術にかかりづらいし僕は術者だからそもそも効かないしでやってないんだよ。」
「…テメェは汗１つかいてねーなぁﾞ？ジャポネーゼはみんなそんなもんか？」
『んなわけないでしょ。涼しい上空を服の下で繋いで冷却してるんだけど…実演した方が早いか。』
左腕のせいでどうしても長袖や手袋を強いられる私は他人より熱がこもりやすい。
ゆえに今日みたいに蒸し暑い中運動しなければいけない時は基本やっている。
標高の高いところは地上より気温が低い。2000m上空なんて誰も見ていないし昼間は特に関心がないだろう。
そこに闇の炎を浮かばせ私の服の中と直結させる。2000mも上空だと地上より13℃ほど気温が低い。
5月下旬とは思えない本日の気温は28℃ほど。つまり私は外気温度15℃ほどの風を常に服の下に吹かせながら蒸し暑いグラウンドに立っている事になる。
さて話を戻すが、実演と言っても勝手に動く他人の服の下でやるのは少し怖いので、ボスの目の前に黒い玉でも作ってそれと空を繋げよう。
地上と違い涼しい風が黒い球体から吹いてくるのを感じて珍しく感心している様子だった。
余程気に入ったのかこの球体を置いていけと言われたが断った。体力が倍削られるからだ。
殺気を込めて睨んでくるので致し方なく九条くんにどうにかならないか相談したところ、テントとエアコンを用意してくれる事となり解放された。
ごめんね九条くんお弁当は期待しててね。
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
