CP9長官 ページ6
市街地を抜けて、一行は司法の塔へと辿り着く。
３人はその後、CP9の長官の元へと案内された。
「フフフ……ワハハハハハハ！最高の気分だ…！」
高笑いをするその男に、Aは見覚えがあった。
ーー以前会った時には妙なマスクは着けていなかったが…
貴「…CP5の、」
「それは昔の話だ。今はCP9の長官スパンダム！久しいな龍の姫よ！」
スパンダムはAを見ると、下卑た笑みを浮かべる。
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「それにしても…一国の王女が今や海賊とは……堕ちたものだな！」
貴「昔会った時とは、随分と雰囲気が変わったようだ」
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「もはや王族でも何でもないお前にどうして敬意を払う必要がある！？バカめ！」
相手を格下と判断すれば、途端に態度が大きくなるらしい彼はペラペラと話を続ける。
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「今回の件、王も当然知っている！報告はしているからな。だが、国外の事に関しては、龍の国は一切関与せず、だそうだ。父親に見捨てられたな！」
貴「そうか」
ひどく楽しそうなスパンダムだが、正直、父親への期待など全く持っていないAには、何も響かなかった。
ーー龍の国が巻き込まれることがなくて良かった、と思うくらいか…
過ごしたのが遥か昔でも、故郷は故郷。
半鎖国であった事はある意味都合がよかった。
国民は、行方不明の王女の生死も、王女が海賊になっている事も、何も知らないのだから。
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「これで龍の力は俺のもの。まあ、その力の覚醒についてはまたシアンに任せるとして……」
Aから目を離したスパンダムは、次にフランキーとロビンを視界に入れる。
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「8年前のあの事故で…よく生きていられたもんだ。カティ・フラム。そして、世界が危険視し追い求め続けた女、ニコ・ロビン」
古代兵器の設計図を持つフランキーと、兵器を呼び起こせるロビン。
両者を手に入れたスパンダムは高笑いした。
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夏目海(プロフ) - 白猫さん» コメントありがとうございます！レインの話は勿論ですが、オムライスのエピソードも考えてはいるので、出せるように頑張ります！ (5月1日 15時) (
レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 今後、レインがどうなってしまうのかとても気になります。レインが敵になると、とても強そうですね（笑）話の内容が、今後どうなるか気になります！なにげに、夢主がオムライスを作っているところ、食べているとこがみたいです。 (4月30日 16時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - 夏目海さん» 迷惑にならなくて良かったです........！この作品大好きです、これからも頑張ってください！(⑉･ ･⑉) (2023年4月7日 12時) (レス) id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
夏目海(プロフ) - 冬眠。さん» ご指摘ありがとうございます！訂正致しました。気を付けてるつもりなのですが、結構誤字もあるので、教えて頂けるととても有り難いです…！ (2023年4月7日 10時) (レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - コメント失礼します。和心一閃の回ですが、レッドとレインのセリフが逆になっている気がしました。迷惑でしたら申し訳ないのですが…一応報告させていただきました。( . .)" (2023年4月7日 1時) (レス) @page33 id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏目海 | 作成日時：2023年2月19日 8時
