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暴走海列車の突入 ページ17

スパンダム「カティ・フラム!てめェ…」



清々しい表情を浮かべるフランキーとは対照的に、スパンダムはワナワナと怒りに震えた。





スパンダム「よくも…俺の設計図をォ!」


フランキー「!?」



怒りのままにドンと突き飛ばすと、フランキーはバルコニーから身を投げ出される。



フランキー「え、うおお!?」


レイン「は!?」



咄嗟にフランキーは近くにあるものを掴むが、それはレインの服の袖で。



レイン「ちょ、待て…!」



不意をつかれたレインも巻き添えを食らって、バルコニーから転落する。



キキョウ「レインさん!」



レインの腕を掴み、何とか落ちないように踏み止まろうとするキキョウだが。




スパンダム「てめェも落ちろ!この裏切り者ォ!」


キキョウ「きゃあ!?」



キキョウも突き飛ばされてしまい、結果的に3人とも滝へ真っ逆さまに落ちていったのだった。



その時。



ココロからナミの子電伝虫に、滝に向かって飛べという指示が入った。



ルフィ「行くぞ!」


「「「うわああああああ!!」」」



ルフィがゴムゴムで味方ごと滝へ飛び込むと同時に、海列車が飛び出してくる。




飛んだ海列車は落ちて行く面々を強引に拾い上げ、そのまま滝向かいの司法の塔へと突っ込む。




「「「ぎゃああーーー!!」」」



巨大な爆音を伴って無茶な着地した暴走海列車。



フランキー「おい!大丈夫か!?ココロのババー!チビ共!」



ココロやチムニー達と知り合いらしいフランキーは、一般人でか弱い分類に入る年寄り子どもを心配するが。




「「鼻血出た」」


フランキー「鼻血で済むのはおかしいだろうがよ!」



殆ど無傷の状態にツッコミつつもホッと安堵した。





ルフィ「よっっしゃー!着いた!怪獣のバーさんありがとう!」



続いて、瓦礫の中からルフィが飛び出す。



ルフィ「おいおめェらさっさと立ち上がれ!こんなもん平気だろうが」



未だ倒れる仲間達に鬼のような台詞を吐くルフィ。



サンジ「ゴ…ゴムのお前と一緒にすんじゃねェ……な…生身の人間が…こんな突入させられて……!無事でいられるわけ…」



埋もれた瓦礫の中から、弱々しい声が発せられる。



しかし、瀕死の状態も一瞬。



「「「あるかァーっ!!」」」


ルフィ「全員無事だ」



フランキー「お前らも大概おかしいからな」



思いの外元気よく瓦礫を跳ね除けて起き上がった麦わらの一味に、フランキーは引いていた。

昔と今の仲間→←危険な賭け



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夏目海(プロフ) - 白猫さん» コメントありがとうございます!レインの話は勿論ですが、オムライスのエピソードも考えてはいるので、出せるように頑張ります! (5月1日 15時) (レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 今後、レインがどうなってしまうのかとても気になります。レインが敵になると、とても強そうですね(笑)話の内容が、今後どうなるか気になります!なにげに、夢主がオムライスを作っているところ、食べているとこがみたいです。 (4月30日 16時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - 夏目海さん» 迷惑にならなくて良かったです........!この作品大好きです、これからも頑張ってください!(⑉・ ・⑉) (4月7日 12時) (レス) id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
夏目海(プロフ) - 冬眠。さん» ご指摘ありがとうございます!訂正致しました。気を付けてるつもりなのですが、結構誤字もあるので、教えて頂けるととても有り難いです…! (4月7日 10時) (レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - コメント失礼します。和心一閃の回ですが、レッドとレインのセリフが逆になっている気がしました。迷惑でしたら申し訳ないのですが…一応報告させていただきました。( . .)" (4月7日 1時) (レス) @page33 id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏目海 | 作成日時:2023年2月19日 8時

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