No.10いつまでも ページ10
次の日、私は剣道場の前に立っていた
智樹「お待たせ」
智樹先輩がコツンと私の頭を叩いた
大輔「じゃ。帰ろうぜ」
私達はぞろぞろと歩き出す
A「あの昨日は本当にありがとうございました」
私は改めて、お礼を言い、ぺこりと頭を下げた
直哉「ま、無事でよかったよ」
智樹「そういえばこれ」
そういうと智樹先輩はバックからあのキーホルダーを取り出した
A「あ、それ」
智樹「このキーホルダーが落ちてたからAの危険に気づけたんだ。はい。」
そう言って手渡してくれる
A「…ありがとうございます」
キーホルダーを受け取ると、そのまま手を握ってくれる
A「…智樹先輩」
照れながら笑ってそのまま進みだす
私もその手を握に返した
そのまま歩き出すと、お兄ちゃんが声を上げた
大輔「…ちょっとまてよ。お前ら….なにそれ?え?え?」
A「…っ」
私は思わず赤面した
直哉「…やっと付き合い出したんだ」
智樹「そうだよ!!」
先輩も赤面して怒りながら、私の手を引っ張って歩き出した
ニヤニヤと笑ながらお兄ちゃんと直哉先輩が付いてくる
私は智樹先輩のことをそっとみる
パッと目があい、先輩は優しく笑った
これからもこの日々が続けばいいなぁと私も笑った
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Mizuho - どうしてこんなに評価が低いの?全然面白いのにな〜。 これからも頑張って下さい! (2015年6月23日 22時) (レス) id: 67cc3aa9ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月 | 作成日時:2015年1月31日 23時