強くて美しい呪術師は何してもいいの参

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補助監督にバレないように静かに高専を出てタクシーを拾うい八十八橋に行く
時間帯は夜、昼間に来たより不気味に感じる


『橋の上にはいない…下にあったのかしら』


釘「なら行くわよ！」



案の定、恵は橋の下にいた。いつもならこの距離で気づくのに一向に気づかないわね



釘「自分の話をしなさ過ぎ」


虎「だな」



話してようやく私達に気づく。こんなにテンパるなんてよっぽどね



釘「ここまで気づかないとはマジでテンパってるのね」


虎「別に何でも話してくれとは言わねぇけど、せめて頼れよ友達だろ」



伏「美津紀は……『やめて』…は？」



『アンタの姉さんも呪われてるんでしょ、大体わかるわよいちいち話さないで。


早く祓いたいなら話さないで祓いに行くわよ』




恵が自分の姉のことを話そうとするのを遮る。そんな事聞きに来たんじゃないし時間の無駄。正直、恵の姉の事なんてこれっぽっちも興味ない



伏「………任務の危険度が上がったのは本当だ」



『知ってるわよ、私は無理やり連れてこられた身なのよ。


アンタにも言っておくけど危ないと思ったらアンタら見捨てて逃げるから』



伏「………あぁ」




これで後から文句なんて言われる事はない。まぁ死んだら文句なんて言うことないけど



その後恵が補助監督に言われた事を話す
・夜に下からそれからもう一つ峡谷の下に川があり川や境界を跨ぐ彼岸へ渡る行為は呪術的な大きな意味を持つ

という事らしい。取り敢えず川とか跨げば何とかなるみたいな事よね。どうでもいい。さっさと祓って帰ろう

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