強くて美しい呪術師は何してもいいの参

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新「じゃ、自分は今回のこと報告しに行くッス！！」


補助監督に高専に送られ、今回の任務は終了
案外あっさり終わったわね、長い任務は嫌だからいいけど



『じゃ、私部屋戻る………っ！！おい！何掴んでんのよ！！』



部屋に戻ろうとしたら野薔薇に肩を掴まれた。後ろを向くと悠仁と野薔薇が難しい顔している



『ちょっと、離せ』



釘「Aはどう思う？伏黒のこと」



『は？恵がなによ』


虎「アイツ、本当に武田さんに会うだけだと思うか？」




あー、その事ね。まぁ確実にアイツは一人で橋に行った。自分で解決、姉を助けたいからって感じで。
その正義感に吐き気がするわ、死に行くようなもんなのに



『………行かない。はい答えた、私はもう戻る』



虎「おい待てって、Aは心配じゃねーの？」



『心配？私は心配だけで行きたくない、そんな感情だけで行動するなんて馬鹿なの


心配という感情だけで今回の任務に行くとか死人が増えるだけよ。それぐらい考えたら？何？もしかしてアンタら、人数が増えた方がいいとか小学生並みの考えで行くの？』




これは私が身をもって体験した事。認めたくないけど、私はあのおにぎり先輩が心配であの現場に行った
そのせいで私はボロボロ何の役にも立たなかった




『………勘違いしないで、別に恵の事がどうでもいいとかそんな事言ってない。無謀なことはしたくないって言ってるの』




虎「Aの言いたい事はわかる。でも俺は、俺達は伏黒の友達だし友達には少しでも頼られたいだろ？」



『友達ねぇ…それが理由？』



釘「当然、むしろ充分よ」




八十八橋の任務の危険度は跳ね上がった、これは私達4人が行っても死に行くだけ。それなのに、友達・心配だけで命かけるのね



『私が行かないって言ったら引きずってでも連れて行くとか？』



虎「そこまでしねぇーよ！担いで行く！」



『同じよ、殴るわよ？…………はぁ、仕方ないから行ってあげるわよ。


言っておくけど、もしヤバくなったら私はアンタらを見捨てて逃げる。お兄ちゃんとの約束だから』




おにぎり先輩の件でお兄ちゃんからは呪術師の命より自分の命を優先しろと言われた。お兄ちゃんとの約束だから守らないといけない




釘・虎「「上等」」



『ならさっさと行くわよ』

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