検索窓
今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:79,332 hit

弐十七 ページ27

神楽がひの屋に訪れた理由は、バレンタインのお菓子を選ぶのを手伝ってほしいとのことだった。

以前、バレンタインデーに神楽や月詠達で銀時達にお菓子を渡したこともあり、今年も同様にということである。
今年はAや九兵衛も迎えてのイベントらしい。



「へえ、楽しそうじゃないA」



ノリノリな日輪は、Aが了承するより先にオッケーを出した。



「皆さん、誰にお菓子あげるんですか?」



「それは勿論私の大好きな銀さんよ!」




そう胸を張って答えたのはあやめだけで、あとのメンバーはもじもじと、まあついでにと言ったように銀時にあげると答えた。
あとは各々お世話になっている人達の名を挙げた。



「Aちゃんはどうする?」



「うーん…まずは日輪さん、晴太くんでしょ。それに今から一緒にお菓子を選ぶ月詠さん達にもあげたいし…。あとは銀さんと新八君。それに真撰組の方に…あっいつも来てくれるお客さんにも」



「いやいや多すぎでしょ」



あげたい人を挙げるときりがなく、悩む一方だった。
そんな時日輪がああと閃いたように声を上げた。



「じゃあお菓子を作ったらいいんじゃないかしら?買うよりも安くつくし、私もAの手作り食べれるし」



「日輪。ちゃっかり自分の欲が出ておる」



「でもいいわね!手作り!気持ちがこもってそうだわ」



「お妙、私は貴方の作るチョコなんて食べたくないわよ…」



「皆で作ったら楽しそうアル!」



「僕はお菓子作りなどしたことがないが、皆となら作れそうな気がする。……それに妙ちゃんの手作りチョコを…」



皆、賛成の声をあげ、お菓子作りの材料を買うため街へと行くことに決めた。


(あ、そいや連絡してなかったな)




「Aちゃん、行くよ」



「あっ、うん!今行く!」



Aは、怪我治ったこと、これからお菓子作りを皆とすること等近況を坂本と陸奥にメールを送った。

.

弐十八→←弐十六. 二・一四編



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
121人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂本辰馬 , 坂田銀時   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Nattu(プロフ) - 麗羅さん» お返事遅くなって申し訳ございません。コメントありがとうございます*辰馬凄く好きなので自家発電にと書いていましたが、読んでいただけて幸いです。楽しみながら書きたいと思います*^^ (2021年2月20日 1時) (レス) id: 8022db4695 (このIDを非表示/違反報告)
麗羅 - 辰馬の小説、少ないので嬉しかったです!面白くて、次が楽しみです!更新頑張って下さい! (2017年10月29日 16時) (レス) id: 9e2ac1505a (このIDを非表示/違反報告)
Nattu。(2代目)(プロフ) - れんりさん» れんりさん、はじめまして。コメントありがとうございます。とても嬉しいです…ゆっくりとではありますが更新していきますので、よろしくお願いします!! (2016年4月11日 22時) (レス) id: db806a29f6 (このIDを非表示/違反報告)
れんり(プロフ) - 凄く面白いです!!更新楽しみに待ってます…! (2016年4月10日 9時) (レス) id: 285e1a358c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Nattu | 作成日時:2015年11月17日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。