オトしたいメンバー達 ページ5
Aside (前回の続き)
『あ、じゃあ…マッサージをして欲しいかな…?』
長時間の編集でだいぶ肩が凝っていたから、誰かに肩を揉んで欲しかった。
は「じゃあみんなで順番にしてあげようか。」
最初はだいちくん。
すたすたと私の背中まで歩いてきて、肩に手を置く。
だ「どこが良いですかね?」
『あ、肩甲骨の内側の辺りが…』
今までだいちくんに敬語を使われた事なんてなかった。
あったとしても、覚えてない。
ぐっと凝ってたところを指で押される。
『あ、そこ気持ち良いですね。ほぐれそう。』
一押しでほぐれたって分かるほど、的確に揉んでくれた。
た「なんかAの言った言葉がいちいちそういう意味に聞こえるんすけど病院行った方が良いすか?」
や「俺もだから大丈夫。」
そんな事を言ってるつもりないんだけどな…文字にしたらそう聞こえるかもね。
ト「次、僕がやります。」
ト「こういうのは肩だけじゃなくて、手のマッサージとかも効くんすよ。」
そう言って手を取られる。
ゴツゴツした、大きい手に包まれる。
『編集で手疲れてたから助かる!』
なかなか上手い。ツボをぐいぐいっと押してくれて、確かに効いてるかも、と思う。
ト「Aさんの手、キレイっすね。雪みたいに白い。」
いつもは絶対にさん付けをしないともたか。ましてや敬語なんて。
は「ともたかストップ。Aがオトされそう。」
はじめさんからストップがかかって、強制的に辞めさせられたともたか。
手のマッサージ気持ち良かったのにな。
凸「次僕がやりますね。」
凸「ずっとパソコンみてると首の辺りが痛くなってきますよね。そこをほぐします。」
だいちくんにマッサージをされた所より上の方を揉まれる。
『わっ!そこすごい効く!』
ボキっと音が鳴るくらい凝ってた首が、一瞬で治った。
凸「お気に召されたみたいで何よりです。」
にこっと笑う素敵な笑顔に惹かれそうになる。
や「次僕行きますね。」
イスを持ってきて私の目の前に座るようへい君。
『…何してるんですか?』
や「今の僕じゃ無理っすねー。前髪あったらオトせてた。」
は「こら!ようへい君!抜け駆け禁止!」
結局マッサージなんて1ミリもせずようへい君の番が終わった。謎。
た「A。こんな人達より、僕と遊びましょうよ。」
なんか趣旨変わってないか?
よく分からないけど、とりあえずたなっちとはいっぱい遊んだ。
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作者名:So-mei. | 作成日時:2020年5月26日 12時