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相「いよいよだね」
松「楽しみですなぁ。俺ら見れないけど笑」
相「Aちゃんに動画撮っておいてもらおうよ」
「あ、明日のフェス、撮影禁止なんです」
私の言葉を聞いた相葉さんは、ムンクの叫びのような顔をしている。
その隣で翔本人は爆笑している。
「あ、そろそろ行かなきゃな」
櫻「え、もうそんな時間？」
「だってホテルまで3時間以上かかるもん。ほら早く準備してよ！」
櫻「えっ、ちょっと待って…」
翔は荷物整理を始めた。
長野県での開催ということで、私と翔は今日移動して現地のホテルに泊まることになっていた。
もともと仕事が終わるのが17時予定だったが、延びて出発が18時前となってしまった。
夜の長丁場の運転、気をつけなければ。
北「松本さん、ずっと楽しみにしてたんですよ」
松「ちょ、それ言わなくていいって」
櫻「なんで隠す必要があるのさ」
西「まあまあ、相葉さんなんて自分が緊張してましたよ」
相「ねえ、それは隠す必要があるやつだって」
こうやって5人一緒の仕事だと、嵐とマネージャーの会話に毎回爆笑してしまう。
それぞれの担当マネージャーとの関係性が垣間見えて面白いし、すごく楽しい。
大「いやでもねぇ、緊張するよね？」
相「やっぱ？ なんかね、緊張しちゃうんだよね」
二「ほら翔ちゃん、早くしないとまたAちゃんにおいてかれるよ？」
櫻「え！ ちょ、まっ…。はい！準備できました！」
翔の慌てっぷりに全員が爆笑してしまった。
「ちゃんと待つから。忘れ物ない？」
櫻「ない！」
「じゃあ行こ？」
櫻「うん。じゃ、行ってきます」
大「行ってらっしゃい」
相「頑張って！」
二「楽しんできてよ」
松「話聞かせてよ？」
嵐のメンバーとマネージャーのみんなに送り出されて、私たちは長野へと向かった。
櫻「お腹空いたなぁ」
「あー、もう20時だもんね」
高速道路は意外とスムーズに走れていた。
でも本当ならこの時間、ホテルでご飯を食べてる予定だった。
だから私もお腹は空いていた。
櫻「SA寄ろうよ」
「え、SAでご飯食べるの？」
櫻「時間が遅いから人もいないだろうし、大丈夫でしょ」
「そうかな…」
櫻「いいじゃん。Aも運転疲れたでしょ？行こうよ」
「…わかった。10分くらいで着くから」
櫻「よっしゃ！」
私たちはSAに寄ってご飯を食べることにした。
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作者名：なつらい | 作成日時：2018年8月5日 17時
