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***
侑李「なんで…?」
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さっきから自問自答してばかりだった。
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何で床で寝ているのか。
何で荷物はそのままなのか。
そもそも、Aがこんな時間に寝ていること自体
珍しいし…
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だけど、その本人は寝ているから、
僕の声はただ、空気中に消えていき…
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侑李「はぁ…」
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夏とはいえ、夜は少し冷えるし、
床で寝てたら、体が傷んでしまう。
とりあえず、どうにかしないと…
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僕は和室から布団を持ってきて、床に敷き、
そのまま、寝息を立てるAに近付く。
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侑李「ちょっと失礼…」
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残念だけど、今の僕には
Aを抱き抱える腕力なんてまだ備わってないから、
少しだけ、Aの体を持ち上げて
そのまま敷き布団に寝かせてあげた。
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侑李「はぁ…」
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疲れた…
しかも、意外と重労働だったし。
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部屋のドアを閉めて、
リビングにあるソファーへと座った。
多分あの子、今日はもう起きてこないだろうな。
目が覚めたとしても夜中だろうし…
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侑李「ふぅ…」
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電話台の近くに置いてるメモに一言書いて
リビングのテーブルの上に置いておく。
全く、世話のかかる同居人だこと…
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侑李「ご飯食べて、さっさと寝よ…」
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”風邪ひいても知らないから”
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ただのおたく(プロフ) - めちゃくちゃ感動して、最後の方号泣でした...。知念さんの愛し方というか、好きの伝え方とか、不器用で...でも誰にも負けないぐらいの優しさが込められてて切なすぎました。こんな素敵な作品に出会えて良かったです。私にとってとても大切な作品になりました。 (5月22日 23時) (レス) @page50 id: 78e45d5fd1 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - kaka4570aさん» このお話の知念さん、本当に一途でしたもんね。まりもも書いていて切ないと思ってしまいました 笑 そう言ってくださり、とても嬉しいです。新婚生活、想像しただけでにやけてしまいます 笑 応援ありがとうございます(*^^*) (2019年8月12日 18時) (レス) id: aaad2f0c31 (このIDを非表示/違反報告)
kaka4570a(プロフ) - 知念さんの一途さに知らぬ間に久し振りに占ツクを読んでて泣きました、思ってる事を中々言えない知念さんへ切なさ感じたりドレス姿を一番に見せた主人公ちゃんにも感動しました、新婚生活など見てみたいなぁなんて思ってしまいました(汗)これからも応援してます! (2019年8月8日 1時) (レス) id: 372fe47b6f (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - 知念菜々さん» ありがとうございます!このお話の知念くん、めっちゃ一途でしたもんね。知念くんver.ですか……今のところ予定はありませんが、検討しておきます! (2019年7月8日 23時) (レス) id: aaad2f0c31 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - 侑涼‐あゆり-さん» ありがとうございます! 前作も今回も読んでくださりありがとうございます(*^▽^*)結婚式のシーンはまりもの理想なので、喜んでもらえて嬉しいです 笑 学生生活頑張ってきます! (2019年7月8日 23時) (レス) id: aaad2f0c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも | 作成日時:2019年6月18日 21時