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《ラウールside》
目黒「最近、Aの顔が暗くない？」
阿部「ちょっと暗いよね」
ラウ「疲れてるんじゃない？年明けてからも映画の撮影してるし」
目黒「そうなんだけど、いつもと違うんだよね」
阿部「わかる」
ラウ「え、わかるんだ…」
めめと阿部ちゃんには、Aちゃんの様子がいつもと違って見えるらしい。
俺からすると、いつもの忙しい時のAちゃんだけどね。
ラウ「2人に何も言ってこないの？」
「「うん」」
ラウ「じゃあ疲れてるだけじゃない？」
目黒「いや、疲れてるだけの顔じゃないよ。たぶん、何か隠してる。だけど、情報解禁出来ない仕事のことかもしれないし」
阿部「めめも言ってくるの待ってるの？」
目黒「普通に言える悩みなら、言ってきてくれるだろうからね」
ラウ「めめにも言わないなら、仕事のことなんじゃない？」
目黒「1人で悩んでなければいいけど」
めめほど信頼してる人に言わない話なら、俺に言ってくるわけないし。
俺はお手上げだ！
なんなら、いつもと変わらないって思ってたんだから(笑)
こんな話をしてたら、やって来たAちゃん。
言われてみれば、いつもより元気がない気もする。
だけど、いつも通りな気もする…
ひとまず4人で簡単な企画のYouTubeを撮って、今日の仕事は終わり。
みんな、それぞれ家に帰った。
めめと阿部ちゃん、ずっと過保護だったけど(笑)
Aちゃん、過保護にされてることに気付いてるんだろうな。
ずっと苦笑い気味だったよ(笑)
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作者名：夏めめ | 作成日時：2024年6月8日 13時
