私の夢は…？？③ (ページ36)

今日:10 hit、昨日:34 hit、合計:32,795 hit

136 ページ36

《目黒side》

『うわぁ…顔違いすぎじゃない？』

目黒「ヤバっ(笑)」

あたふたしながら撮ったプリクラは、加工がすごすぎて別人！

もう2人で撮ることはないだろうな(笑)

『めめの顔がヤバいね(笑)』

目黒「これ、どうなんだろうね？」

『一緒に撮影してラクガキする時間が楽しいんじゃない？私もラクガキは楽しかったよ！』

目黒「キレイな字で書いてるもんね」

『ふふっ(笑)いい記念にはなったよね！』

目黒「そうだね」

Aが楽しんでくれてるならよかった！

目黒「最後は喫茶店でデートって書いてる」

『残り5000円あるし、なんでも食べられるじゃん！』

目黒「好きなの頼みなよ」

『よし、行こう！』

プリクラを撮ったお店から出て、指定された喫茶店へ向かう。

手を繋ぐことに抵抗はないらしく、すんなり受け入れてくれる。

目黒「好きな人と手を繋ぐのは、勇気がいるよね」

『それはそうかも』

目黒「俺もめっちゃ勇気出してるからね？」

『ホント？自然すぎて、慣れてるのかと思った(笑)』

目黒「ひどっ(笑)」

『めめの彼女になったらさ、大切にしてもらえそうだよね』

目黒「当たり前じゃん！彼女に嫌って言われても、ずっとそばにいたいし、もちろん大切にするよ」

『めめの彼女になる人がうらやましいな〜』

目黒「大丈夫！それ、Aだから」

『ふふっ(笑)真顔でありがとう』

目黒「本気だからね」

どういう気持ちで、その言葉を言ってるの？

Aの気持ちを掴みきれなかったから、俺の本心を伝えた。

俺もだけど、Aも将来が不安になるよね？

素直に祝福してもらえる関係ではないとわかってるからこそ、付き合う決断をするまでに時間がかかったんだろうし。