私の夢は…？？③ (ページ22)

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《目黒side》

今日はさすがにそのまま寝られないから、帰ったら起きてほしい。

マネージャーの車から降りて、寝ぼけたAを支えながら部屋に向かう。

Aの部屋の玄関に着いて、Aは座り込んだ。

『ダメだ、マジでしんどいわ』

目黒「今日も頑張ったからね」

『めめ、ありがと。もう大丈夫だよ』

目黒「ちゃんとシャワー浴びてから寝るんだよ？」

『うん』

目黒「リビングまで行ける？ここで寝たら風邪引くよ？」

『大丈夫』

大丈夫そうに見えない(笑)

とりあえず靴を脱がせて、

目黒「お邪魔します」

『え？』

お姫様抱っこで脱衣所まで運んだ。

目黒「はい。メイク落として、コンタクトも外して」

『…えぇ、そんなに信用なかった？』

目黒「うん」

『正直かよ(笑)』

ちゃんとメイクを落として、コンタクトを外したことを見届ける。

目黒「次は服を脱いでお風呂だけど、ここにいていい？」

『ダメでしょ』

目黒「やっぱりダメか(笑)」

『ここにいられたら、恥ずかしくて脱げないよ(笑)』

目黒「シャワーでいいの？バスタブにお湯ためようか？」

『そこまでしてくれるの？』

目黒「Aのためだからね」

『神じゃん』

疲れてる時はバスタブにお湯をためて、肩まで浸かった方がいい。

家の構造は同じだし、操作もわかるからね(笑)

お湯がたまるまでリビングで待つか。