ずっと好きでした。② (ページ10)

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《目黒side》

先にAちゃんにお風呂に入ってもらった。

案の定、自然乾燥するつもりなのか、濡れた髪のまま(笑)

ドライヤー、目の前にあったよね？？

目黒「乾かさないの？」

『ん？蓮が乾かしてくれるって』

目黒「そうなの？笑」

『うん(笑)』

いたずらっ子みたいに笑ってて、超可愛いんですけど！

もうこれは保護案件。

『蓮もお風呂に行っておいでよ！お腹空いた』

目黒「わかった(笑)ちょっと待っててね」

『うん』

目黒「上がってきたらドライヤーしてあげるから」

『ありがとう』

自分ちのお風呂に入るだけなのに、すげードキドキすんだけど(笑)

Aちゃんちのお風呂はもちろんドキドキしたんだけど、俺んちのお風呂にAちゃんがいたってヤバくない？

なんか…変なこと考えそうになるじゃん(笑)

煩悩を消すために、急いでお風呂から上がった。

『蓮、勝手にキッチン使っちゃった！ごめんね？』

目黒「準備してくれたの？ありがとう」

『お腹空いてるかな〜と思って！買ってきた惣菜とお皿を並べただけだけど(笑)』

目黒「俺が準備したのに」

『ううん、気にしないで！』

目黒「先にドライヤーする？」

『…ご飯にする！』

目黒「わかった(笑)」

いつもより素直に意見を言ってくれるから、ついつい笑っちゃう。

俺もお腹空いてるから、全然いいんだけど。

それとも俺の空腹がバレてるのかもしれない(笑)