ずっと好きでした。② (ページ44)

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《深澤side》

ラウ「今日で1ヶ月なんですよね？」

『どこまで知ってるの？笑』

ラウ「めめから聞きました！」

『そっか(笑)そう、ありがたいことに1ヶ月経つね』

今でも会う時間は少ないだろうけど、これから先、きっと時間的にすれ違う日が増えるかもしれない。

そんな時にAちゃんのフォローをするのは、俺たちの使命だと思ってる。

渡辺「じゃあ今日の夜は予定があるんだ？」

『ううん、特に予定はない！蓮が帰ってくるまでは家にいようと思ってるけど』

深澤「じゃあ今からAちゃんにプレゼントを買いに行こうか」

『いや、どうして？笑』

深澤「めめのお世話をしてくれてるお礼に(笑)」

『そんなにお世話してないよ』

ラウ「えぇ？家の片付けとかしてきたんですよね？」

『あぁ(笑)それは私が耐えられないからであって、蓮のためではないよ』

渡辺「Aちゃん、綺麗好きだし(笑)めめの部屋で暮らせなさそう」

『たぶんいつもよりは片付けてくれてるんだとは思うけど、私の家は生活感すらないから気になる(笑)』

めめの負担にならないように、自分が気になるって言ってくれてるんだろうなと俺たちにはわかる。

めめのためを思って片付けてくれてるくせに、Aちゃんも素直じゃない。

でも自分が散らかってる状況に耐えられないってのも、あながち嘘じゃないはず(笑)

車も身の回りも、常に整理整頓されてるもん。