ずっと好きでした。② (ページ40)

今日:412 hit、昨日:150 hit、合計:161,520 hit

90 ページ40

《目黒side》

先にきたタクシーに舘さんに乗ってもらって、俺はAちゃんとタクシー待ち。

目黒「どうする？」

『え、帰る』

目黒「ウチに？」

『…蓮の家ってこと？』

目黒「着替えあるし」

『え、マジで言ってる？』

目黒「寂しいし」

『朝起きて洗濯したいから、蓮がおいで』

目黒「いいの？」

『こんなに夜中なら大丈夫じゃない？目立たないでね』

目黒「わかった！」

そうだよね、空いてる時間に家事もしたいよね。

俺はそんなにしないけど(笑)

タクシーでAちゃんちの住所を伝えてくれて、ホントにお泊まりさせてもらえるらしい！

帰ってからは、即行でお風呂に行ったAちゃん。

10分くらいで上がってきた(笑)

『寝よ』

目黒「うん」

『鍵はダイニングテーブルに置いとくから、それを持ってて！あと近いうちに引っ越すから』

目黒「どこに？ウチ？」

『いや、蓮の家から徒歩15分くらいのマンション』

目黒「ウチでもいいのに」

『同棲するにしても、別の部屋ないと住所で会社にバレるし(笑)』

目黒「引っ越してくれてありがとう」

『万が一の避難先も確保しとかないと』

目黒「喧嘩するかな？」

『するかもよ？蓮が仕事に集中したい日も行けるし』

目黒「なるほど」

『寝よ』

目黒「はい(笑)」

ベッドに入ったら、Aちゃんは秒で爆睡。

今朝も早かったし、当たり前だよね。

俺より寝てないもん。