キンプリ専属マネージャー (ページ47)

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やっぱりダンスは楽しい

練習が終わって、
私もメンバーたちと同じように水分補給。

岩橋「ほんっとAって振り覚え早いよね
いつの間に覚えたの？」

岩橋くんが隣に座ってきてくれる
汗かいたあとでもこんなに可愛いなんて、
さすがアイドル、、。

「DVD何回も見てたんです」

平野「いやそれでもあのクオリティーはすごいよ」

岸「俺普通に目のやり場に困ったもん！」

神宮寺「おい、岸くんそれってどういうことだよ笑」

岸「え…！いや違うよ！変な目で見てたとかじゃないから」

「…分かってます。大丈夫です」

髙橋「Aちゃんちょっと嫌がってんじゃん」

キンプリ「「爆笑」」

どんどんこの寮にみんなの笑顔が増えてく

私もつられて笑う

こんな風にまた自然に笑えるようになる日がくるなんて…

大袈裟に聞こえるかもしれないけど
あの時、前の担当グループから外されるきっかけになった"事件"が起きた日

わたし、人生終わったってほんとに思ったから。

でも今改めてこの仕事が好きだって実感する、
それはキンプリのみんなのおかげ。

わたしの中でキンプリの6人が、
"守るべきもの"から"守りたいもの"に変わりつつある。

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だからこそ余計に
わたしの暗い過去の出来事はみんなに話したくない、知られたくない

キラキラ輝くこの子たちに聞かせちゃいけない話だと思った。

このまま6人と離れる時まで隠し通すって決めた
絶対、絶対に。