キンプリ専属マネージャー (ページ44)

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朝、いつも通り早く起きて
朝食の準備を始める。

今日はみんな午後からのお仕事だから
ゆっくり朝ごはん食べるかな…。

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永瀬「Aー」

「永瀬く…ちょ、早く服きてください！！」

永瀬「なんで？笑暑いねん」

ひええええええ、
上半身裸のまま平然とキッチンに入ってくる永瀬くん。

朝から刺激が強すぎる…！

永瀬くんから離れようとすると
壁に追いつめられて

「永瀬くんほんとに目のやり場に困ります…」

永瀬「A男性経験ないわけじゃないでしょ？」

色素の薄い彼の瞳が私を捉える

「な、何言ってるんですか…！」

もうやだ、恥ずかしい。絶対顔赤くなってる、

永瀬「あと、永瀬くん嫌、廉って呼んで。
敬語もやめて。じゃないと俺、Aのこと無視する」

それだけ言い残して、鼻歌を歌いながら私から離れていく永瀬くん。
呼び捨てとか無理だし、タメ口なんてもっと無理。

ダメだ、A!プラマネとしてタレントの言動に振り回されちゃ！
気持ちを切り替えて朝ごはんの準備を再開する。

「永瀬くん、飲み物何にしますか？」

永瀬「……」

チラッとこっちを見てからまたすぐに携帯に視線を戻す。
絶対聞こえてたでしょ！！

「コーヒーか、野菜ジュースか。他にも色々用意できますけど」

永瀬「……」

もしかして永瀬くんは本気！？
どうしよう涙

「廉くん。飲み物どうしますか？」

パッて顔がこちらを向く、

永瀬「君いらんけど、許したるわ。コーヒー飲む」

「分かりました」

もしかしてこれからずっとこんな感じ？

永瀬「あ、Aー、ミルク多めでよろしくね」

急に調子乗っちゃって！
生意気なんだから…。

精一杯の抵抗として振り返ることも返事することもせずにキッチンに戻って、また準備を再開

髙橋「なんで呼び捨てにしてるの！？ずるい！」
岸「2人そんなに仲良かったっけ？」

高橋くんと岸くんの驚く声が聞こえてきた。

あとの5人も、呼び捨てにしろって頼んでくる未来が簡単に予想できた。

ほんとにどうしよう。涙