キンプリ専属マネージャー (ページ38)

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私がシャワーから戻ると
リビングにはメンバーが全員いた。

私の体調を心配して
ここに住まない平野くんも神宮寺くんも
帰ってきてくれたらしい。

みんないい子たちすぎる…

時計を見るともう遅い時間
どうしよ、今日の夕食のメニュー何も考えてなかった。

「みなさん心配かけてごめんなさい、すっかり良くなりました！簡単なものになっちゃいますけど、今すぐ夕飯の準備しますね」

キッチンに向かおうとする私を阻止したのは、
永瀬くん。なぜか得意げな顔

永瀬「…実は今日、ピザ頼みました～！！！」

やったー！って盛り上がる男子６人

うそ！ダメダメ！

「ちょっと待ったー！！」

一気に静まり返るリビング
何これ、もしかして私完全アウェイ？

「ここはただの一軒家風に見せかけているんです！キンプリの皆さんが住んでるってバレたら…」

髙橋「ええ、じゃあキャンセル…？」

６人全員がじーっと私を見つめる
そんな顔されたら……

「…今日だけ特別ですよ！次から勝手にこういうことするのはやめてくださいね。あとピザが届いたら私が出るのでみなさんはお部屋で静かに待機です！」

たまにはいいよね。
こうやって私のことを心配してやってくれたわけだし。

永瀬「よっしゃーーー！Aさんありがとう！！」

岸「おれ、なんかおかず作る！だからAさんはゆっくりしてて！」

キンプリのみんな、ありがとう。