キンプリ専属マネージャー (ページ30)

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30☆永瀬side ページ30

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髙橋「岸くんあんな言い方しなくてもいいじゃーん！！」

岩橋「ほんとほんと。女心わかってない！」

優太が2階から下りてくると
海人と玄樹が大ブーイング

神宮寺「まあまあ、仕方なかったと思うよ」

平野「ねぇーみんな、夜ご飯作ってあるから自分の分各自で準備して～！」

髙岩「はーい！」

ちょっときつく言い過ぎたかなーって頭を掻く優太

「優太があれぐらい言わんかったらあの人ぶっ倒れるまで仕事してたやろ。」

岸「いや、でも、言い過ぎたかなーーおれ、めっちゃ悪いことした気分」

熱高そうやったな。
かなり調子悪そうやったのにご飯もお風呂もちゃんと準備してあったし。

あ、後で冷えピタ持って行ってあげよ。

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夜ご飯を食べたあと、
救急箱から熱さまシートをとって
メンバーにばれへんようにこっそり2階に上がる

コンコン______

返事なし。

「…入るで？」

そーっと扉を開けたら
ベットの上で小さくなって寝ているAさんがいた。

スースー寝息たてて、なんか子どもみたいな顔やな笑

デスクについている小さなライトを点ける
柔らかそうな頬っぺたに涙の跡
きっと優太に説教されて泣いたんやろなって。

熱さまシートを貼るために
おでこにかかった前髪をどける。

Aさんのおでこがかなり汗ばんでることに気づいた。

そういえば俺たちがどれだけ朝出るのが早くても
先に起きてて、どれだけ帰りが遅くてもいつもニコニコの笑顔でまっててくれてた。

しかもタレントとはいえ、よく知りもしない男たちと毎日過ごすなんてどんなプレッシャーなんやろ、
こんな小さい身体で…

俺たちにもっと頼っていいんやでって
想いも込めて、Aさんのおでこにシートを貼って
部屋を出た。

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