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『えっ嘘』
返された数学のテストの点数を見て思わず声が出る
えっなにこれ 嘘じゃないよね？
口を抑えながら慌てて席に戻ると、大我がひょいって私のテストを覗いて 「ええええっ」って叫んだ
『ほくとくんほくとくん』
椅子をぴったりくっつける
「ひどい点取った？」
『ちがうよ、逆逆』
はいってテストを見せると
「80！？」
って珍しくおっきい声を出した
すごって笑ってくれるのが嬉しくて
『ほくとくんありがとう だいすき あっ』
いつも心の中でいってる癖で だいすき なんて出ちゃった
とっさに 『だいす、ダイスキン使いやすいよね〜ほしいな〜ご褒美…』って誤魔化したけどやっぱり変で
「はいダメダメ〜！」って、空気を察したのか樹と大我が間に入ってきたのが助かった
樹「採点ミスなんじゃない？きょも見てみ」
大「そうかも」
『ねえちがうってば』
大「まあ頑張った結果なんじゃない えらいね」
珍しく優しい大我に変だなあって思いながら ありがとって返すと、樹と大我はジェシーくんの方に行っちゃった
「で、ご褒美がなに？」
北斗くんは私の顔を覗いてちょっと笑ってる
『あーもうだからダイスキンがほし、欲しくて〜いやその』
「あげよっかそんなほしいなら」
『ほくとくん冗談だよ』
「？違うよご褒美」
ははって北斗くんは笑ってて そんなの反則なのに
『えっパンとか？』
「そんなんで良いの？A頑張ったからなんでも良いけどね 映画とか」
『映画がいい、映画！ほくとくんと』
北斗くんは、園児かよって笑いながら 誰か誘う？って聞いてきたけど、絶対2人！って言い切った
2人でお出かけなんて想像だけで心臓が破裂しそう
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はむ(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！設定はこだわっているので褒めていただけて嬉しいです、今後ともよろしくお願いします (2022年2月5日 22時) (
レス) @page21 id: e9203654aa (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 物語から設定までめっちゃ好きすぎます、！更新楽しみにしてます、！ (2022年2月1日 18時) (レス) @page5 id: 4d27a85535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむ | 作成日時：2022年2月1日 13時
