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京本side
大丈夫です、って言ったけどAのお母さんに引き止められてお茶をいただいた
見慣れたリビング
いっても何回も来たことあるし、第2の家みたいに迎え入れてくれる
「大我くん、いつもお世話してくれてありがとうね。あの子は危なっかしいから。」
「勝手にやってるだけです。じゃ、Aに挨拶したら帰ります」
階段を上って、右にあるのがAの部屋
「A？入るよ」
ノックしても返事がなくて、まだ寝てんの？
「入ってい？」
『…いいよ』
入ると電気も付けずにベッドの上に座って ぽやっと天井を見てるAがいて
気のせいかもしれないけど、ちょっと涙の跡が見えたような
これは聞いていいのか 聞いちゃダメなのか
俺でもたまに、Aの考えてる事はわかんなくて
でも多分、あいつのことで泣いてるんでしょ
『たいが〜…』
「なに？ねぼすけ」
『ほくとくんさあ』
ほら、あいつの名前
『ずっとともだちでいてくれるとおもう？』
なんだよそれ、そんなことで泣いちゃうぐらい
北斗のこと好きなの？ また傷つくだけなのに
「なにどういう意味？」
知らないフリをする これは賭け
『いやあ、人の家で寝落ちしたから嫌いになって友達やめる！とかそういうこと』
これは嘘
Aは嘘つくと、すぐ髪の毛触るの
見抜けないと思ってんのかな
あいつがそんなことで嫌いになるようなやつじゃないって1番わかってるくせに
「A次第じゃない？じゃ帰るから、いっぱい寝なね」
このまま続きを聞けばAが 北斗のこと好きになっちゃいそう なんて 呟きそうな予感がして急いで部屋を出た
そんなこと言われたら
Aを守らなきゃいけない俺の立場と、そろそろ自由になりなよって背中押さなきゃいけない気持ちと 板挟みになるでしょ
ほんとにどうしてくれるの？
この赤ちゃん
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はむ(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！設定はこだわっているので褒めていただけて嬉しいです、今後ともよろしくお願いします (2022年2月5日 22時) (
レス) @page21 id: e9203654aa (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 物語から設定までめっちゃ好きすぎます、！更新楽しみにしてます、！ (2022年2月1日 18時) (レス) @page5 id: 4d27a85535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむ | 作成日時：2022年2月1日 13時
