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玉入れも終わって、みんなで写真撮ったりしてるうちに借り物競争の時間
樹「借り物の次騎馬戦だから、つぎ並ばなきゃだ俺ら。」
京「はーい、じゃあAがんばって」
騎馬戦の列で、おれもでればよかったーってしょぼんってしてる大我としくじるなよーなんて笑ってる樹に手を振りながら順番をまつ
そんなねえ、難しい競技じゃないでしょ
大我も出ればよかったのに
ピストルの音が鳴って紙をパッと開く
「親しいひと？」
借りもの じゃなくて 借りびと じゃん
クラスの方にいけば樹たちとかいるかなーって走ると、樹も大我も、ジェシーくんたちもいなくてハッと気づく
次騎馬戦だからみんないないんだ
じゃあ適当にだれか…っておもうけど、ちょっと気が引けて、やっぱ入場口から樹とかつかまえるかあ、なんて無謀なこともかんがえて、立ちすくんでるうちに紙をおとしてしまった
拾わなきゃってしゃがんで紙に触れると、骨っぽい手が重なる
あっ…ってなってるうちに、手の主はひょいって紙を拾うと、そこに書いてある文字を読んじゃって
ちょっと呆れたような、悲しそうな顔をすると、私の手を掴んで走りだした
はやいよほくとくんって声も届かずにぐんぐん走ってく背中を見て、
このまま、ぜんぶ忘れてどっかいっちゃえば楽なのに なんておもった
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はむ(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！設定はこだわっているので褒めていただけて嬉しいです、今後ともよろしくお願いします (2022年2月5日 22時) (
レス) @page21 id: e9203654aa (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 物語から設定までめっちゃ好きすぎます、！更新楽しみにしてます、！ (2022年2月1日 18時) (レス) @page5 id: 4d27a85535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむ | 作成日時：2022年2月1日 13時
