〜06〜 ページ34
貴｢なんで私だけなんですか？｣
ｼﾞｮｰ｢なんでって、そりゃ…｣
そこまで言って、
ジョーさんはチラッとサボを見る。
その目線を受けたサボは、未だに赤い顔のまま必死に首を横に振った。
しかし、その態度は逆効果だった模様。
ニヤリと厭らしく口端を持ち上げたジョーさんは、サボの頭にガッと手を乗せ、下を向かせる。
その体勢のまま、
サボに聞こえるように私に耳打ちしてきた。
ｼﾞｮｰ｢一丁前に恋してるからだろ、お前にな｣
貴｢はあ？｣
またお得意の冗談かとも思ったけど、サボの耳まで染まった赤色を見るに、どうやら本当の事のよう。
とっくに置かれた手はなくなっているのに、
サボは顔を上げようとしない。
ジョーさんを無理矢理追い払ってから、俯いているサボの顔を覗き込む。
貴｢サーボ？｣
ｻﾎﾞ｢………｣
すっかり冷めきったコーヒーを飲み干し、
マグカップを片手に席を立った。
勝手知ったるキッチンで、コックに断りを入れて淹れ直す。
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三暁 那保(プロフ) - 岡本 珠理奈さん» お読み下さってありがとうございます！ 私もう、サボ以外書けない気がします(笑) 妄想の詰め合わせでしかありませんが、楽しんでもらえるよう尽力する所存です！ お気遣いありがとうございます。無理しない程度に頑張ります！ (2017年8月18日 19時) (
レス) id: a75da1e993 (このIDを非表示/違反報告)
岡本 珠理奈(プロフ) - やった、三暁さんの新作ですね！！三暁さんの作られるサボ小説、本当に大好きです！ご無理をなさらないように更新お願いします。 (2017年8月18日 17時) (レス) id: 05e4939074 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三暁 那保
| 作成日時：2017年8月18日 15時
