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どうしよう。どうしたらいいの？
初めましての男の人がたくさんいる。
「えっ、、と。いち、、にぃ、、、さ、ん、、」
とりあえず人数を数えてみる。
そんなことしか思いつかない私はほんとにバブの初心。
普段、道行く男性からの声をどうやって断ってたっけ。
私、どうやって異性と会話してたっけ。
「あ、、セリフ、だもん」
「え？」
つい、思ったことが口に出てしまい、色の白い猫背の人に聞き返される。
「あっ、いえ！」
男性と関わる必要がないからっていう理由で映像編集部に来たのに。
逃げるように就職したバチが当たったのかな。
「ねえ、茂木さん、俺たちのこと知らないって言ってたし、自己紹介しようよ」
背の高い細い人がそう言って助けてくれた。
ありがとうございます、のっぽさん！
「んじゃあ、俺からいくよ〜。深澤辰哉、最年長です」
あ、さっきの猫背の人。ふかざわ、たつやさん。
「はいはい！ 俺ね！ アニメオタク兼Snow Manの佐久間大介でーすっ！」
めちゃめちゃ元気な人。さくまさん。
「渡辺翔太」
シンプル。わたなべさんは肌がきれい。
「宮舘涼太です。ここまでが同学年で今年30になります」
「ほえ、、は、い」
見えない。30には見えない。
アイドルって凄いんだな、、、
「続いて、俺は阿部亮平です」
「Snow Manのリーダーです。岩本照っていいます」
「ひかると阿部ちゃんは佐久間さんの1個下で29歳になるよ！」
さくまさんからのお助けも入ってなんとか脳に入れ込む。
「はい、、、」
もう、返事とかしてられない。
けど、いわもとさんが怖いから返事しなきゃ。
怒られたら絶対泣く。
「どうも〜みんなの万能調味料こと塩麹よりも向井康二ですっ！ 27歳になる代ですっ！」
またまた元気な人。関西人なのかな。イントネーションが少し独特な人。
「目黒蓮です」
「めめは俺の2個下やから25歳！」
俺ら、めめこじっていうねん〜なんてニコニコ楽しそうなむかいさんと表情を変えないめぐろさん。
「あ、、僕、ラウールです。19歳になります」
最後の最後に1番大きな彼の挨拶。
ハーフっぽいと思ったけど、ほんとにハーフなんだ。
「頑張って、、覚えます」
そう言って、よろしくお願いしますという意味で頭を下げる。
「ちょいちょい、俺らにも自己紹介してよ？」
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作者名：なあちゃむ | 作成日時：2022年4月30日 0時
