＊Entertain... 1＊/本編 ページ24
アパルトメントについて、入る前にここが男子禁制であることを告げる
そうだった、入れないじゃん
「だったら、僕と彼は別の宿を探すよ」
「ダメよ、ほら！」
どうしてもティナとは一緒にいたくないのか彼の腕を引っ張って街へ戻ろうとするニュートに対し、任せていられないとティナはコワルスキーさんの空いているもう一方の手を引っ張ってアパルトメントの中へと案内する
あぁ、そんな引っ張ってあげないで
彼体調悪いんだよ…
「私がエスポジトさんを引き付けておくから、三人は部屋へ行って」
「ありがとうA。お願いするわ」
「A、ここの大家と知り合いなの？」
「マクーザの議長さんが私のためにってここの部屋を契約してくれてて」
「え！？あ、そうなんだ…」
何だろう、ニュートの目が光った気がするのは気のせいだろうか
私は三人が上へ上がったのを見届けた後、音に気づかれないように大家であるエスポジトさんの部屋へお邪魔した
「あら、Aじゃない。どう？ニューヨークは慣れた？」
「えぇ、とてもいい街で最高だわ。あの、街でパンを買って来たの。おまけしてくれたんだけど私には多くて。貰っていただけないかしら？」
私は鞄からパンを取り出し、エスポジトさんに渡してから上へと上がった
よかった気づかれなかったようだ
先ほど渡したパンは予備の食料として鞄に忍ばせていたものだ
燃費悪いんだよね、私
扉をノックして中へと入ると、コワルスキーさんが立ったまま気絶してるのかってくらい動かずに一点を見つめていた
「あー…何かあった？」
「A！お帰りなさい♪ティナが殿方を連れてきたのよ〜！どんな方なのか聞いていたところなの！」
「ただいま、クイニー。あぁ、そういう事」
「彼はスキャマンダーさん。重大な国際機密保持法違反を犯したの」
「犯罪者ってこと！？」
「そう。あと、コワルスキーさん。ノー・マジよ」
犯罪者と言われて居心地の悪そうなニュートに対し、コワルスキーさんはクイニーに軽く手を振って挨拶をした
ノー・マジという言葉に対してクイニーの声が一層跳ねた
規律に厳しいティナが、まさかノー・マジを連れてくるとは露ほども思わなかっただろう
「彼具合悪いの。色々あって」
ふらついて倒れそうになっている彼を横で何とか支えて、ソファに座らせる
汗が酷い
鞄からハンカチを取り出して額を拭いていると、クイニーが彼の心境を察したのか心配した顔で近くへと駆け寄ってきた
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奥山乃愛(プロフ) - あと動物？たちに好かれたいです！ (2023年1月7日 19時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月7日 19時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
檜ノ山(プロフ) - まいまいさん» まいまい様、応援ありがとございます！そう言っていただけると捗ります〜！ 気長に待っていただけると嬉しいです！ (2022年6月6日 8時) (レス) id: 49e5c7c013 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - 楽しみにしています！ゆっくりで大丈夫です！更新頑張ってください( *´꒳`*)♡ (2022年6月5日 11時) (レス) @page40 id: 2c18e857c2 (このIDを非表示/違反報告)
檜ノ山(プロフ) - まいまいさん» まいまい様、リクエスト＆感想ありがとうございます！6/1に発表致しますので、それまでお待ちくださいませ(´˘`＊) (2022年5月19日 15時) (レス) id: 49e5c7c013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檜ノ山 | 作成日時：2022年5月9日 2時
