エピソード9 ページ14
？｢なら何の用だ……｣
相変わらず女性は震えながらたじろいでいる。
だが
白髪の女性「えっと......その............」
三つ、四つ、五つ......言葉を遮る後悔の記憶が流れ落ちる
その時
______________いいよ。一旦替われ。
久しく聞いたもう一人の自分の声に安堵して、『私』は思いがけず意識を預けてしまった。
白髪の女性「............少し邪魔だから『お前』はしばらく黙っとけ」
声音が急に低くなり、震えが少し落ち着いた。
白髪の女性「............全く、こんなだから良いように身体を操作されんだよ......
主導権握らせてんだからしっかりしてくんねぇかな」
独りでぶつぶつと何か呟いている。
？｢何だか知らんが、こいつに手を出す奴は食らうだけだ｣
何かから黒くドロドロした触手が現れた
白髪の女性「違うって言ってるでしょうが」
辛そうにこめかみを押さえて口調を強める。
本人としてはそれどころではないようだ。
？｢…？｣
あぁ、やっぱり来た。
『ｻﾞｻﾞｯ......おい貴様何のつもりだ。直ちに人格をｻﾞｻﾞｻﾞｯ...に帰属させよ。また軍法会議にかけられたいか』
彼女の脳内にあの無機質で無感情な声が響く。
白髪の女性「あんたがこの子を荒使いするからだろうが。
また知らねぇ内にこんな星に移動させやがって......何度こんな事を繰り返せば気が済む?
............前の星の奴らだっていい奴らだったのに
今度はこの星の人間を『その減らず口を閉じろシロ=ツヴェート』
鋭い金属音が彼女の脳内を蹂躙した次の瞬間
シロ「う"...ッあ"...ァア"!!!!!」
脳髄を引き裂かれるような激痛に、彼女は膝から崩れ落ちた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天然危険物白羅 - まゆみさん» コメントありがとうございます！私はまだ小説制作に慣れておらず、不備等色々あるかもしれませんが、これからもブラックの嫁と頑張ります！ありがとうございました！！(^3^)/ (2019年4月11日 22時) (
レス) id: 791b96fb79 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみ - 合作だとぅ!?しかもドラゴンボールとか最高すぎだろぅ！！ドラゴンボール大好きだからまじでありがとうございますぅぅぅ！！( ; ω ;` )これからも頑張ってください！ (2019年4月9日 20時) (レス) id: d4ac2eaa92 (このIDを非表示/違反報告)
サブ、ブラックの嫁(プロフ) - d(^ω^ ) (2019年3月25日 16時) (レス) id: 4f6034e91d (このIDを非表示/違反報告)
天然危険物白羅 - んー、リョーカイ! (2019年3月25日 16時) (レス) id: e98ca03e2d (このIDを非表示/違反報告)
サブ、ブラックの嫁(プロフ) - 新たにくっつけるのがあれば (2019年3月25日 16時) (レス) id: 4f6034e91d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サブ、ブラックの嫁&天然危険物白羅 | 作成日時：2019年3月10日 13時
