本日ハ明天ナリ･･･95 ページ50
〜過去編�亜� sideA
驚いたことに、
白嬋は、怪の力が混ざった珍しい神様なのだそうだ。
でも、彼に怪の力があったとしても、彼がしたことはみんな私の為にやってくれたことだ。
それなのに･･･
私は、白嬋のことが嫌いな訳じゃないのに、
さっきから私が何か言う度に、白嬋は悲しそうな顔をする。
それに、さっき、｢これで最後だぞ｣って･･･
私は、途端に不安になった。
『･･･白嬋、もし、･･･私がここを出ても･･･
･･････また、会えるよね･･･？』
すると白嬋は、またもや眉間にシワを寄せる。
白嬋｢･･･いや、もう、･･･これで終わりだ。｣
『･･･えっ』
嘘でしょう？･･･ねぇ、嘘なんでしょう･･･？
私は白嬋が開けてくれた境内までの道を見る。
『会えなくなったら･･････白嬋はどうなるの･･･』
白嬋｢･･･どうもこうも、放っておけば俺もいつか消える。｣
『･･･！』
(･･･え、･･････どういう、こと･･･？)
頭が追いつかない。
白嬋は一体何を言っているのだろう。
『･･･なに、言ってるの･･･？ ･･･消えるって、なに』
白嬋｢･･･そのまんまの意味だよ。言っただろうが、怪は人間の霊力を取り込んで生きてんだ。｣
それじゃあ、白嬋は霊力をあげないと死んじゃうの･･･？
･･･そんなの、･･･
『･･････嫌だ、そんなこと言われたら、尚更帰りたくないよっ･･･！絶対に一人にさせない！』
私は境内への道とは真逆のところにいる、白嬋に思いっきり抱きつく。
白嬋｢は･･･？！
･･･っお前、いい加減にしろ！ 離れろよ･･･！ ｣
そう言って振りほどこうとする･･･
･･･が、殴ったり叩いたりしないのがまた彼のいい所だ。
だから、私も必死にくらいつく。
『･･･っやだ！白嬋が死んじゃうなんて･･･やだよ･･･っ･･･』
このまま放っておけるわけがない。
白嬋は私に色んなことをしてくれたのに、
私はまだ彼に何もしてあげてない。
なのに、白嬋は頑なに私に帰れと言ってくる。
でも、
白嬋は人の霊力がないと･･･
･･･
(･･････人の･･･霊力･･･)
私は、そこではっとした。
もしかしたら･･･、
＿＿私が、･･･白嬋を救えるかもしれない。
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よぺ(プロフ) - 鳳李千歳さん» 私ももう趣味の一環として書いているので、全然苦ではないですよ（笑）。楽しんでいただけているのなら、本望です(*^^*)。まあ、程々に頑張ります！ (2020年3月27日 18時) (
レス) id: e6cb5ae321 (このIDを非表示/違反報告)
鳳李千歳(プロフ) - やはりとても面白いですが、無理はしないで下さいね？ (2020年3月27日 13時) (レス) id: 94a41c4f40 (このIDを非表示/違反報告)
よぺ(プロフ) - 鳳李千歳さん» わああ！ありがとうございます┏○┓。そうですね、結構序盤で長めに使ってしまったので、伊達のお話が終わったら、長谷部くんとかの絡みを作りたいと思います！千歳さんの小説が出来たら読んでみたいですね！ご意見ありがとうございます！ (2020年3月27日 7時) (レス) id: e6cb5ae321 (このIDを非表示/違反報告)
鳳李千歳(プロフ) - とても面白かったです！一期か、へしべ（圧し切り長谷部）、亀甲と夢主ちゃんの絡みがほしい…。というか夢主ちゃんとっても可愛いです！！僕もこんな小説書けるようになりたいです！尊敬しました！ぜひ体調に気を付け頑張ってください！！！応援してます！ (2020年3月27日 3時) (レス) id: 94a41c4f40 (このIDを非表示/違反報告)
よぺ(プロフ) - Λさん» ありがとうございます！そう言って頂けてとっても嬉しいです(*´ω｀*)。完結までは頑張りたいと思いますので、これからもよろしくお願いします！ (2020年3月26日 19時) (レス) id: 737a10364d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よぺ | 作成日時：2020年3月24日 9時
