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一霊目 ページ2

Side you

さて、少し前の事だ。

それは、つい数時間前の昼休みに起きたこと。

「ねーねー!A!先輩から聞いた話聞く?聞くよね?」

友達の美咲が何か言いたいようなので、

『簡単に願うよ…』

一応聞いてみることにした。

「学校にさ、七不思議あるじゃん?」

…小学生かよ。

「うちの学校、十四不思議らしいの!」

『いや、多くね?』

そこから美咲が話してくれたのはこうだ。

この学校の屋上には神社があるらしく、そこから漂う霊気が強くて、問題の多いこの学校…まぁ殺人事件多めだもんねここ。の霊が沢山動ける様になったんだとよ。

確かに神社はあるけど…流石にそれは無い。

そう思っていたのだ。

そして、十四不思議は、七不思議の様な花子さんや、階段が一段多いとか、下らないものでは無く、普通に怖い。

何人殺られたんだよ…

そして、昼休みと午後の授業が終わり、帰って来たのだ。

塾に行き、家に帰り、ゲームをして、課題をしようとすると…

書く筈の作文用紙が無い。


ここまでが、ついさっきの事だ。

『どうすんねん…』

思わず口に出してしまったが、本当にピンチだ。

時計を見れば11時。

作文は今日絶対提出なのに、私は忘れてしまった。てかやって無かった。

だから、明日出さないと本当に私の内申が終わる。

マズい。

…てか、取りに行けばいいのでは?

なんでその選択肢が無かったんだ?

そう考えると、一つ、思い当たる節が…

十四不思議だ。

いやいや!そんな怪談にビビるんじゃねぇ!

そうして、親は二人共海外出張中なので、一人だけの私は家を出た。




学校に着くと、校門は何故か開いており、私を誘ってるかの様だ。

『お邪魔しまーす。』

ウチの学校、教師の過労死があったらしく、十時には全員帰宅だそうだ。

教師がいないが、まぁ大丈夫だろう。

そして、昇降口から校舎に入る。

…なんか、人の視線を感じたけど、気のせいってことで良いよね。

そして、廊下を歩いていると、青色の髪の生徒?いや、…先生だろうか。

らしき人物が近づいてきた。

先生に青い髪なんていないぞ。

ソイツは私を見て、

?「かわい子ちゃんじゃん!人間?何で今居るか分かんないけど、俺と夜中の校舎でデートしない?」

ナンパをして来た。

『…』

私はスルーして通ろうとしたけど、青髪に肩を掴まれる。

?「冷たいんだからぁ〜一緒に行こうよ!僕は鬱!気軽に呼んでね!」

鬱、と名乗った野郎はどうしても私に付いてくる気だ。

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いちごおしちゃん☆(プロフ) - えぇー!?なんでこんな神作なのに終わっちゃってるんですか!?もっと見たいのに……!もう来ないんだろうけど待ってますね……!! (7月18日 21時) (レス) @page36 id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
要らない子(天葉) - ん"ん"ッッまた読みに戻って来ちゃった☆ ここの神作が好き過ぎて……グヘグフッ (2020年12月3日 0時) (レス) id: cc7660b0c0 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - ルマさん» 神ではないです。更新頑張りますね!コメントありがとうございます (2020年4月30日 8時) (レス) id: 64ec12ca01 (このIDを非表示/違反報告)
ルマ - 神っすね!更新頑張ってください!楽しみにしてます (2020年4月29日 20時) (レス) id: f6ab2b6d1a (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - おっど#sakuraさん» あ、ありがとうございます!(わーいリクエストだ!)了解しました!近い内に書き上げますね! (2020年4月23日 7時) (レス) id: 1546390b18 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:階梯 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年2月2日 21時

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