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綺麗な幻想(新双黒)ハイド様リク ページ22

「おい、芥川!少しは人の話を聞いたらどう何だ!」
「黙れ、人虎。その口を切り落とすぞ。」
「はあ?!抑も、事件内容も教えて貰って無いんだよ!」
「貴様如きが知る事では無い。」
「何だよ其れ!理由になってないぞ!」
「はあ、ある人の元に情報を貰いに行くだけだ。」
「何でその位の事でお前と行かなきゃいけないんだ」
「僕が知る事か。此処が情報提供者との約束場所だ」


其処は古びた洋館だった。

玄関の扉は片側だけ開いて、もう片方は動かない。
大広間で有っただろう場所はシャンデリアが落ち床や天井が剥がれ、何時崩れても可笑しく無い様な所だった。

「本当にこんな所か?」
「嗚呼、あの人は嘘は付かない。」

階段を上ってボロボロの廊下を通り、一番奥の薄暗い部屋に足を踏み入れる。

其処には、この洋館には似合わない綺麗な女性が立っていた。

「A、来たぞ。今日は何時もの仕掛けは無いのだな。」

敦が首を傾げて ? を並べているとAと呼ばれた女性が、

『そんなに毎回同じだったら面白く無いかし…』
彼女がパチンと指を鳴らす。

『未だ、時間掛かるから一寸待っててね。』

良く分からない空間にあっという間に吸い込まれて行った。

ーーーーーーー

「うわぁぁっ!ど、何処だ、此処!」
「あの人が見せている幻想だ。」
「へえ、綺麗だな…」
「それがあの人の異能だからな。」




天に浮かぶ建物。
雲の高さを遥かに超える森、木。
重力に逆らう大地。



全て彼女の想像の世界だ。

「10分も待てば良いだろう。」

________
_____

数分後


「人虎、余り動くな。出られなくなるぞ。」

そう言うのと一緒に元の古びた洋館へ戻った。

『はい、これ資料。あんまり太宰さんに怒られ無い様、頑張ってね。』
「はい、/ / / 。後、今日の異能も綺麗でした。」
『それは良かった。探偵社の方も頑張ってね!』
「あ、はいっ!頑張ります!」
「人虎、もう行くぞ。」
『あれ?もう行っちゃうの?』

__若しかして妬いちゃった?

「そんな事無い、」

後ろを向いて歩を進める。
置いて行かれまいと敦が走りながら

「異能、とっても綺麗でした!又、見せて下さい!」



____________________
ハイド様リクエストありがとうございました!何か最後の方がぐちゃぐちゃになって仕舞いました。始まりもオチも無かった…ごめんなさい。
本当に文才が皆無です。まあ、これからもどんどんリク下さい!作者、死にます。


ねこの耳でした!!!

桜の花弁(国木田独歩)→←リクエスト等について 必読!


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加奈 - 身動きがとれない。 (2020年6月4日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 誰か、私を愛して欲しい。退屈だから。 (2020年6月4日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 太宰さんを異能で大人しくさせて抱き締めるぞ? (2020年6月4日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 太宰さんの事大チュキです。多分。 (2020年6月4日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - キスして欲しいの? (2020年6月4日 13時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねこの耳 | 作成日時:2020年1月11日 20時

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