検索窓
今日:12 hit、昨日:39 hit、合計:118,634 hit

9の巻 《零尾の人柱力》 ページ9

A「......まず、最初に」



全「......」



A「すみませんでした!」



カカシに向かって、

怒涛の如く頭を下げる。


カカシ「!」


A「自来也先生も言った通り、サスケ奪還任務で里はあんなことになって、このまま黙って里抜けするのもダメだと思った。

だから、里の忍たちには三代目や五代目を通して、“死んだ”と伝えてもらった」

ナルト「そんなら、俺みたいに修行の旅に出るって言えば――」

A「それも、できなかったんだ」

ナルト「なんで」

A「私は、暁に潜入したかったから」

ナルト「な!?」

サクラ「暁、って......」

テンゾウ「そこで何を?」

A「力を強化してた。あと、暁のリーダーが人柱力を捕まえて何をしたいのか、とか。ちょっとした情報収集を」

ナルト「そんで、目的は?」

A「9匹の尾獣を集めて最強兵器を開発し、戦争のない世界を作る。

それが暁の目的だった」


自来也「戦争のない、世界をな......」


A「暁は、要は平和のために動いてる組織なんだ。

ただ、やり方が間違ってるだけで」

綱手「そう思えば、優しい組織だとは思うが......」

ナルト「でも、あいつらは我愛羅を殺そうとしたんだぞ!?んなの、ぜってぇ優しいわけがねぇ!」

テンゾウ「落ち着け、ナルト」

ナルト「っ......」

A「暁のリーダーはペイン。でも、ペインは本体じゃない」

自来也「どういうことだ?」

A「本体は違う場所で身を潜めて、ペインを操ってる」

綱手「その本体は」

A「分からない。だから、これからその本体を見つけ出して、説得しようと思ってる」

自来也「説得?」

A「うまく行けば、暁を仲間にすることもできるかもしれない」


サクラ「あいつらを仲間に、って言ったって......」


A「別に仲間にできなくても、暁の動きを止めることができたら、犠牲者も少なくなる。

問題は、大蛇丸やサスケになるだけで」


ナルト「大蛇丸と、サスケ......」


綱手「説得、か。Aがそう言うなら、やってみる価値はあるのかもな」

自来也「うむ」

シズネ「でも、それでAが犠牲になることは」

A「そのために、私は里抜けした」


シズネ「どういうこと......?」





【私も、ナルトと同じになった】

10の巻→←8の巻



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
124人がお気に入り
設定タグ:NARUTO , 疾風伝 , 結界師
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ri_ta0077(プロフ) - kyokapi23さん» kyokapi23さん、コメントありがとうございます!楽しみにしていただいてすごくうれしいです、がんばります! (2018年7月8日 17時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
kyokapi23(プロフ) - 疾風伝篇楽しにみにしてました!続編おめでとうございます!これからもこの作品を楽しみに待ってます! (2018年7月8日 8時) (レス) id: 8d4ba9d346 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:NASHI | 作成日時:2018年7月6日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。