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49の巻 《過去 - 3》 ページ49

ガラガラ。


A『失礼しやーす』


適当なあいさつと共に、

職員室に足を踏み入れる。


イルカ『どうした?珍しいな』


イルカちゃんの隣の席が

空いているのをいいことに、

そこに腰を下ろす。


A『イルカちゃん、勉強教えてー』

イルカ『はぁ!?』

A『はぁ?』


イルカ『お前......今、なんて......』


A『そういうこともあるさ』


という会話の裏には、

もちろん問題児としての作戦があるわけで――。


まず、

イルカちゃんの机の上に弁当があることを確認。


イルカちゃんが

何か訳の分からない呪文を言っているのを、

私は右から左へと聞き流す。


A『ふむふむ。そんで?』

イルカ『で、ここは――』

シカマル『今だ!』


シカマル考案の作戦の下、

ナルトやキバが窓から職員室内に入り込み、

イルカちゃんを怯ませる。


ナルト『うっひゃひゃ!』

チョウジ『ゲットー!』


そして、

チョウジがイルカちゃんの弁当を奪い取った。


イルカ『な!?お前らぁぁぁ!』

キバ『A、逃げんぞ!』

A『おう!』


私は、

言わずもがな陽動だったわけだ。


イルカちゃんの怒声に、

私たちはアカデミーからそそくさと退散した。

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50の巻 〔作者からのあいさつ〕→←48の巻 《過去 - 2》



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ri_ta0077(プロフ) - kyokapi23さん» kyokapi23さん、コメントありがとうございます!楽しみにしていただいてすごくうれしいです、がんばります! (2018年7月8日 17時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
kyokapi23(プロフ) - 疾風伝篇楽しにみにしてました!続編おめでとうございます!これからもこの作品を楽しみに待ってます! (2018年7月8日 8時) (レス) id: 8d4ba9d346 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NASHI | 作成日時:2018年7月6日 21時

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