28の巻 ページ28
それから話は進み、
テンゾウが姿を現した。
ナルト「ヤマト隊長！？あれ？どうして、どうして？」
――ま、当たり前だろうな。
修行中、
ナルトが暴走するか否かが
特に問題視されるわけだ。
テンゾウがいなくて、
この修行はまず成り立たない。
テンゾウ「この修行は僕も協力するよう、カカシさんに頼まれたんだ。
すみません、カカシ先輩。話の腰を折って」
カカシ「いやいや。で、だな――」
ナルト「あのさ、あのさぁ！ヤマト隊長の木遁てば、どの性質変化になるの？」
あぁ、
ナルトの興味がテンゾウに向いたか。
テンゾウ「え？あ、それは――」
テンゾウの耳に顔を近付け、
何かをボソボソと吹き込むカカシ。
鋼夜《A、暇だ》
そんな光景を呆れながら眺めていると、
精神世界がよほど暇だったのか、
腹の中から鋼夜が話しかけてきた。
A「なら出てきていいよ」
カカシ・テンゾウ・ナルト「え？」
ボフン。
やはり私の頭の上に身を置く鋼夜を
目だけで見上げ、
カカシやテンゾウに話の続きを促す。
テンゾウ「あぁ、じゃあ――」
A「さて、私たちは何するよ？」
カカシたちから少し離れ、
鋼夜と会話する。
鋼夜「お前、自来也とかいう奴でも連れてこいよ」
A「なんでさ」
鋼夜「あいつ、伝説の三忍の蝦蟇使いだろ？だったら、仙人モードも使えるはずだぜ」
A「仙人モードで相手してもらえってか？」
鋼夜「そういうこったな。いい機会だ。お前の仙人モードや尾獣モードもまだ完全じゃねぇし、今の力を試してみる価値はあるだろうよ」
A「......」
確かにそうだ。
使えるようにはなったものの、
まだ使いこなせているわけではない。
尾獣モードは、
鋼夜が主導してくれるからできるだけで、
実際自分の力をコントロールできるかというと
そうでもなかったりする。
ボフン。
鋼夜が消えたところで、
よし、と意気込む。
A「じゃあ連れてきますか。
カカシィ、ちょっと消える！」
カカシ「はぁ？え、ちょ！」
カカシの声を無視して
飛雷神を発動させると、
相変わらずうへうへと女湯を覗き見する
自来也先生を見つけた。
【よく飽きねぇな】
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ri_ta0077(プロフ) - kyokapi23さん» kyokapi23さん、コメントありがとうございます！楽しみにしていただいてすごくうれしいです、がんばります！ (2018年7月8日 17時) (
レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
kyokapi23(プロフ) - 疾風伝篇楽しにみにしてました！続編おめでとうございます！これからもこの作品を楽しみに待ってます！ (2018年7月8日 8時) (レス) id: 8d4ba9d346 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NASHI | 作成日時：2018年7月6日 21時
