純白の道化師【黒バス】

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花宮優 side



すっかり見なくなったと思ってたら、新入生の中



に…いた。真が唯一憧れたバスケ選手。少なからず



興味はあった。あいつは人と壁を作ってるように見



えた。特に赤司に対しては…だな、、



俺はつい最近




「そいや、コート上のピエロだっけか？



最近見ねぇな」



「あぁ、あいつか。大方、実力の差での孤立…精神



的ダメージ…ってとこだろうな。あいつは俺が使っ



てやることで堕ちることはない…なんて言うわけね



ーだろばーか！」




最後のは照れ隠しとして受け取ろう。…悪態をつい



てばっかの真がここまで言うんだ。そいつは相当凄



いんだと。強いんだと、思った。俺が言うのもなん



だが、真の統率力は相当だ。もし、ピエロと関わる



ことがあったなら真に会わせてみたい。なにか変わ



るかもしれない。そう思った矢先にピエロ…白羅



瑠偉に会った。



入学式も終わり、家に帰った俺は




「ただいま」



「おう」



「真、ピエロに会ったぞ」



「…は？」 ｶﾞｼｬﾝ




持っていたマグカップを落とした。割れてはないが



中に入っていた珈琲はこぼれてしまった。やっぱ動



揺してんだな。




「俺が担任することになったクラスにいた」



「…」 ｶﾞｼｬﾝ




また落とした。…今度は割れたな。




「ちゃんと片付けろよ。あと、今週の土曜空けとけよ」



「あ？なんでだよ、」




「分かった？」((無言の圧力




「…おう。」




「よし。」







花宮優 side end

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