一年後 ページ4
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一年経ち、めちゃくちゃキツイ修行をした結果、私は時の呼吸を習得した。正直何回も死ぬと思った。
そんでもって師匠の好感度の数字は75。めっちゃ上がった。確か75は《尊敬》の感情だったな。嬉し。
『師匠って結構私のこと好きですよねー!!』って言ったらクソほど痛いげんこつくらったけど私には分かる。師匠照れてる。うんうん。
まあそんなこんなありまして、最終選別の日です。
心臓がうるさいです。はい。
私は愛用の薙刀を使って戦闘をする。打刀とか太刀も試したけど、結局薙刀が1番使いやすかったからだ。
しかも大きさ自由に変えれるから室内戦にももってこいという優れもの。文句の付け所がない。
その薙刀をかけ、師匠から貰った、左下に歯車の描かれた白の羽織を着る。
「……A。」
『はい、師匠。』
「死ぬことは許さん。もし死んだ時は、私がお前を100回殺しに行く。」
『いつもと変わらないその対応の仕方ぶれなくていいと思います。』
「……お前もいつもと変わらず減らず口だな。
……必ず、必ずだ。ここに帰ってこいよ。A」
『……っ、もちろんです!!!行ってきます!!』
顔を2回ほどパチパチと叩き、気合を入れ、師匠に手を振る。
…絶っ対に生きて帰らなければ!
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作者名:なる | 作成日時:2019年12月20日 1時