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小「え…、」
ポカンと口を開けたままフリーズする小瀧先輩を見て
してやったという気分になる。
「仕返しです」
だけど上機嫌になっていたのも束の間。
小「…A？」
ゾクっと感じた時にはもう遅かった。
ガチャン、と後ろのドアの鍵が閉まった音がしたと思えば
無表情でグッと腕を引っ張られて事務所の3人がけのソファに押し倒される。
小「小悪魔ちゃんやなあ」
「え…、」
私に覆いかぶさりながら片手でネクタイを外すその姿に
かっこいいなんて見惚れていたら
「っ…、ふっ、…んん、」
貪るようにして荒いけどどこか優しくて深いキスが降って来る。
だけど苦しい、って胸板を叩いてもそんなの御構い無しで
なんだか変になっちゃいそう、
「…はっ、」
わざとらしくちゅっとリップ音を鳴らして唇が離れると
ツーっと銀の糸が2人を繋いでいて
小「なあ、誘ってるん？」
「やっ、ちがっ…、」
鋭い、ギラギラした目でがっちり捕らえられて
スッと体のラインを撫でられる。
小「この会社、社内恋愛禁止やねんで？」
「知ってます…、」
小「だから俺やって我慢してたのに」
「え…、」
突然の言葉に固まる。
それって…、
小「ルール違反するとか悪い子やな？」
「待っ、…んっ、」
ふっと１つ笑った小瀧先輩は唇を私の耳に這わして
��イケナイコト、しよ？��
「小瀧せんぱっ、」
小「望って呼んで」
社会人初めての夏
「のぞ…むっ、」
小「ふふ、いい子」
2人、熱を帯びながらお互いの体温を重ね合う。
バーンと花火が打ち上がったら
小「A、好きやで」
イケナイ恋のスタートの合図。
fin...
.
終わり
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なる(プロフ) - ぱぴこ。さん» ありがとうございます（ ; ; ）めちゃくちゃ嬉しいです！！！今ひとつ、書いている途中なので頑張りますね（＾Ｏ＾） (2019年7月17日 9時) (
レス) id: c5611b0274 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ。 - とってもこのお話好きです！！！！更新頑張ってくださいね！！！！応援してます！！！ (2019年7月16日 19時) (レス) id: 913e0f575f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なる | 作成日時：2019年7月15日 20時
