検索窓
今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:52,063 hit

▽15 ページ15

だけどそう思ったのはその時だけで

他愛もない話で盛り上がる。






小「ほんましげとA仲ええよな」

重「うん、1回生のときからの仲やしな」

「でもなんか幼馴染みたいな感じやわ、私的に」

重「あ、ちょっとわかる(笑)」






3人で喋ったことなんてそんなにないけど

しげとのんちゃんも普通に仲がいいから






小「でもこんな仲ええのに好きとかないん?」






お酒が入ってるってこともあって

少し突っ込んだ話になっちゃって






重「俺とAが?ないない(笑)」

「はあ〜?失礼やなあほんま」

小「結構お似合いそうやけどな、どっちかというと夫婦て感じやけど」







たしかに、仲はいいけどしげのことそんな風に見たことなかったなあ

そう思いながらクイっと残り少なかったカシオレを飲み干す。






重「そういう小瀧はどうなん?」

小「どうって?」

重「彼女事情?」

小「あー」






さっきまでは本当に何も考えずにしゃべってたけど

のんちゃんの話になると心のどこかで気になって

のんちゃんの言葉に耳をすます。






小「秘密」

「え、」

小「俺ミステリアスな男になりたいねん」

「なにそれ(笑)」






だけどそうやってうやむやにされて

すごくモヤモヤしてしまって






だけどおらんかったらおらんって言うよな、?

おるからあまり聞かれたくて秘密って言ってるんかな







そんなことばかり、考えてしまう。







小「A、どっちやと思う?」

「どっちって、」

小「直感でいいから」

「んー…、いる、かなあ」






本当にイメージやけど。

のんちゃん、普通にてかめちゃくちゃイケメンやし

高身長やし話だっておもしろいし






モテへんわけないやん、






そう思うからこそ

いるのかいないのか気になっちゃって






小「ふふん、どっちやろな(笑)」

「え、教えてよ!」

小「想像にお任せするわ」






だけど否定しないあたり

いるんやなって






どんな人やろう

きっと可愛くて女の子らしい人なんやろうな







なんて勝手に想像して






「まあそんなん興味ないけど」







口ではそう言って強がったけど







小「うわ、ひっどー」






胸は握り潰されたように、苦しかった。



.

▼16→←▽14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (98 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
528人がお気に入り
設定タグ:小瀧望 , ジャニーズWEST   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みどり(プロフ) - もし良ければ続きが見たいです! (2020年2月24日 13時) (レス) id: f63555df24 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なる | 作成日時:2019年6月9日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。