4 ページ4
、
主人公side.
お昼の1番忙しい時間が過ぎて順番に
30分間の休憩に入る。
この休憩で海に入るのもよし
かき氷を作って食べてもよし
休憩室に入って寝るのもよしなんだけど
今日は音ちゃんと休憩時間もバラバラになっちゃったし休憩室でゆっくりすることにした。
座布団の上に座ってボーッと考える。
ここ数日間、北村くんの様子がおかしい。
なんか冷たいっていうか…
目もあんまり合わせてくれないし。
もしかして、もう倦怠期ってやつなのかな！？
それとも怒らせちゃうようなことを
気付かないうちにしちゃってたとか…？
『う〜ん…わっかんないなぁ〜…』
龍｢なーにがわかんないの？｣
『わ 、 龍二くん』
振り返ると赤色のかき氷と
焼きそばを持った龍二くんがいた。
休憩時間はいつも海に入りに行ってるのに珍しいな
龍｢ほい かき氷どーぞ｣
『いーの？ありがと』
龍｢んー。…で？なにがわかんねーの？｣
『うーん……』
龍｢…なんで最近匠海不機嫌なんだよ！
うち怒らせるよーなことしてねーだろ！…って？｣
『そっ、そこまで言ってない！！』
龍｢ふはは、わかりやす〜。
お互いわかりやすいんだけどなー｣
『なんか怒らせちゃうようなことしてたかな？
嫌われちゃったとかない！？』
龍｢ないない〜どっからどー見ても
Aちゃんにベタ惚れだよ 、 あいつ｣
『…でも、』
龍｢まあ落ち込むことないって！
な？かき氷でも食べて元気だしな？｣
『うーん…』
龍｢せーっかく匠海が愛情込めて作ってくれたのに
溶けちゃうよー？｣
『北村くんが作ってくれたの…？』
龍｢うん、Aちゃんに持ってってあげてって。｣
龍「あいつん中Aちゃんでいっぱいだよ
だから安心しなって｣
『…うんっ 、 ありがとっ 』
龍｢おう！…あ〜俺も彼女欲しいわ〜｣
それからは休憩時間が終わるまで龍二くんと
他愛ない話をして、バイトに戻る
『北村くんっ、次休憩だって…？』
匠｢あ 、 …うん、わかった｣
『…』
♀"じゃあ 、 また連絡待ってるねっ
頑張ってね、匠海っ"
匠｢…｣
あの人はだれ？ただのお客さん？
北村くんが今知り合った女の人に
名前なんて教えるかな…？
それともただの知り合い…？
北村くんが女の人と話してる姿なんて
あんまり見たことがなかったから
胸がズキン、ズキンと音を立てて、苦しくなった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 203人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくちぃ - 一気に読まさせて頂きました。めちゃ面白いです！！柊生推しなので、柊生とくっ付いてほしかった、、、笑 大智のキャラ最高です！更新待ってます！！ (2018年8月17日 18時) (
レス) id: 5bc76ab6b7 (このIDを非表示/違反報告)
runa - 最高すぎですう( ´>_<｀)匠海くんのこういう感じの小説見たかったのですごい満足感というかなんというかとにかくお話の流れとか言葉づかいとかすごいストライクです、、、、。お忙しいとは思いますがまた続きが読みたいなと思ってます！ (2018年7月11日 3時) (レス) id: 0d0d850635 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なっぴぃ | 作成日時：2018年6月13日 23時
