君にLOL! (ページ5)

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｢ちょ、うわっ！って…(笑)
何その反応、ウケんだけど！｣

『や、だって急にびっくりするよ』

｢えーこっち見てたじゃん｣

確かに目線はそっちを向いてたけど
あなたのことを見ていた訳じゃない

｢でさっ、ここわかんねえんだけどAちゃん分かる？｣

『え、なんで名前…』

｢そんな不信がんなくても！クラスメイトの
女の子の名前くらい分かるよ｣

…なんかこの人チャラい

｢んは、Aちゃん今俺のことチャラいって思ったっしょ？｣
『おっ、おもってない！』

｢あはわかりやす～｣

そう言って授業中だと言うのに爆笑し出すから

｢小林～、□□～おまえら授業中なこと分かってるか？｣と注意された

『…すいません』
龍｢ごめーんなさぁい｣

最悪…進級して早々注意された…
クラスのみんなはなんかクスクス笑ってるし
ショックを受けているとまた隣の彼に
肩をポンッと叩かれる

｢これからよろしくねっ！俺のことは
りゅーじって呼んで？｣

『…小林さん、授業中なんで前向いてください』

早く席替えしたい

心で考えながら再びチラッと
北村くんの方を見てみたけど彼は
まーったくこっちのことを気にせずに
真剣にノートを書いていた。

クラスメイトが湧いているからって
北村くんがこっち見てるわけないか…

ってあたし何期待しちゃってんの？
これじゃほんとに恋してるみたいじゃん！

違う違う、恋じゃない。