検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:57,412 hit

34 ページ35






午前の部が終わりお昼休憩に入った

普段はほとんどの子が教室で過ごすけど
球技大会となると外で食べたり屋上で食べたり
する人が多いみたい。だけど 安定に
あんまり陽に当たらずに涼しく過ごしたいという
音ちゃんに連れられいつも通り教室で
お弁当を食べる。

こんな日ももちろん教室には
北村くんの姿はなくて。

音「またモテるだろうね〜あれは」

『…』

音「暗いなあーもう!」

北村くんのこととは言っていないけど
きっと北村くんのことを言っているのだろう。

だって あんなのずるい。
かっこいいに決まってるじゃん。
あたしの北村くん、じゃないけど
きっとみんなは知らないであろう北村くんを
知っていることに少し優越感を抱いてたけど
あんなにかっこいいところを知ってしまったら
みんなまた北村くんに注目しちゃって
あたしが知らない北村くんを知れる子だって
出てくるはず…、そんなのいやだ。

モヤモヤした気持ちのままお弁当を食べていたら
うちのクラスの体育委員である小林龍二が
あたしたちのところへやってきた

龍「いやー、うちのクラス強くね?」

音「うん、いーかんじだよね」

龍「午後から女バレっしょ?
がんばってねー」

あたしたちにそう言うと小林龍二は
ほかのクラスメイトたちにも声を掛けに行った

あーいうところだろうな モテるの。
うん、納得。

35→←33



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
135人がお気に入り
設定タグ:北村匠海 , DISH , 橘柊生
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なっぴぃ | 作成日時:2018年3月8日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。