*:.｡. プロ野球 短編集 �� *･.*

｜坂本勇人｜ ページ26

「ただいま〜」


「勇人おかえり、試合お疲れ様！」









娘の蘭那を抱えながら
デーゲームを終えて帰宅した勇人をお迎え。









私たちは自宅で観戦をしていたんだけど、今日はホームランを出したりと大活躍だった我が家のパパ。









まだ小さくて、野球のルールはわからないけれど
蘭那もテレビ画面のパパをすごく楽しそうに見てたんだよね









玄関からリビングに移ったあと、






「あ！
今日は蘭那にプレゼントあるんやった！」


「ぷれぜんと？」






私は首をかしげる蘭那に
視線を合わせながら「なんだろうね〜」と話しかける。









荷物の中から何かを取り出し、
それを背に隠してこちらに来た勇人。









(…あ、見えちゃった。笑
蘭那 喜びそう、、)









最近歩き始めて、まだ少しおぼつかない足取りだけど
頑張って歩いてパパの目の前へ









「じゃ〜ん！笑」


「わあ…！」









突然差し出されたジャビットのぬいぐるみに、蘭那は目を輝かせ始めた。









今日ホームランを打ったあとに
持ってたジャビットかな









「かあいい！」





蘭那からしたら
とても大きなぬいぐるみ









両手で抱きしめる様子がすごく可愛らしくて、自然と頰が緩むわたしと勇人。笑









「仲良くしてやってな？」


「ん！」


「今度本物のジャビットにも会わせたるで〜！笑」









パパに抱きしめてもらって、蘭那もニコニコな表情。









その顔、勇人にそっくりだし笑









パパからのプレゼントがよっぽど嬉しかったのか


この日から、
蘭那はご飯を食べるときも、夜眠るときも ず〜っとジャビットと隣同士なのでした。









だけど後日、
ドームで初めて本物のジャビットに会った時、びっくりして泣いちゃったのはまた別の話。笑









坂本勇人選手のパパ続編でした！


いつもリクエストありがとうございます(o^^o)


またいつでもお待ちしております！･:*+.

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