Sweet Night, and You

１４＿ 金子侑司 #大人 ページ19

年上の侑司は夜、
いつもより更に大人な顔つきになる。









優しくベッドに倒されて
甘いキスの合間、たまに舌を絡められると
思わず彼の服を掴んでしまう。














「…やだ…… 、恥ずかしいよ…」








はらりと下着を外されて露わになった胸に、
手と唇を寄せる侑司の肩を押す。













「綺麗だから…もっと、見せて……」











時折かすめる彼の髪がくすぐったくて
頰が火照るのが自分でも分かるほど。


















「力、抜いて…」


「……っ、はぁ……あ」











その時はしっかりと手を繋ぎながら





















受け入れた瞬間、2人の体は
このまま溶けてしまいそうなほどの熱を持つ。















長いストロークで、
ゆっくり時間をかけて愛してくれる侑司に
なんだか涙が出てきてしまいそうだった。


















「あっ… 、ゃあ……っん！」














揺れの間、胸の敏感なところを指で押されて
壊れてしまいそうになる。













「っ、…あいり……」










私のほうの顔を寄せた侑司が、



一度頰にキスをしてくれたあと
そのまま耳元に近寄る。













下は繋がったまま


耳を軽く舐められて、甘噛みまで。











我慢出来ずに吐息を溢す私の体を
しなやかな指がなぞる。


















それはまるで
ここから先、更なる快楽までを誘うよう











彼との夜は、

深みを一層増した大人の世界


＿＿＿＿＿

リクエストありがとうございました ★

１５＿ 山崎康晃 #キス→←１３＿ 桑原将志 #バスルーム

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す