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〈 いい夫婦の日：１ 〉 ページ19

今日は我が家に
ファイターズの皆さんが来てる。










中島「大勢で来てごめんね？
まだ蘭那ちゃん小さくて、あいりちゃんも大変なのに。」


「いえいえ！久しぶりに皆さんと会えて嬉しいです。」










来てくださった方みんなが遊んでくれるおかけで、蘭那もさっきからずっと楽しそう。














「お口に合うと良いんですけど…」






出来上がった料理を並べると、
おいしい！と言いながら
どんどん食べ進めてもらえて安心できた。

















私も遥輝の隣で箸を進めているとき、










大田「あれ、遥輝とあいりちゃんのコップ色違い？」









そう指摘されて目をやったのは
よく見慣れた２つのコップ。












「そうやなあ。いつから使っとるんやっけ？笑」


「ん〜…いつだっけ？笑」










同棲し始めた頃だったかな？笑







もうずっと使っているものだから
そんなこと考えたこともなかった。













杉谷「お揃いだなんて仲良いね〜笑」


大田「パパとママ、ラブラブだね〜笑」


「うん！ぱぱとまま仲良しなのー！」












茶化されて赤くなってしまった頰は、
なかなか治ってくれなくて困る。












ご飯を食べ終え、
みんなで談笑したりしながら楽しんでいると、













「まま…？もう眠たくなっちゃった。」












目をこすりながら私のそばに
寄ってきた蘭那。












「じゃあそろそろ寝よっか。」


「うん。」


「すみません、蘭那あっちで寝かせてきます。」













寝室に連れていこうとした私を
蘭那が小さな手で引き止めた。












「ままも一緒がいい。ぱぱも。」


「え？」







いつもみたいにみんなで寝るのがいい。


そう呟く蘭那に、部屋にいた皆さんが













谷口「そっかあ、蘭那ちゃんいつもみんなで寝てるんだ。」


「ん。手繋いで寝てるの。」


中島「パパ達も手繋いでる？笑」


「ぱぱがままのことぎゅ〜ってし「ちょお待って蘭那…！笑」













遥輝が割って入った頃には
時すでに遅く、



ニヤニヤとした視線が
こちらに注がれるのを感じる。笑

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