【24】酔っ払い注意報 ページ8
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「ちょっと聞いておくれよ諒さんよぉ、」
「なんだ酔っ払い」
「酔ってないわ」
「お前が名前で呼ぶ時は酔ってる時だろ」
「、ふへへっ！よく知ってんねぇ」
「絡み方ウザッ！いい波ノッてんねぇみたいなニュアンスで言うな」
なんだとコノヤロー！と肩パンしてやろうと振りかぶってもいとも簡単に片手で阻止された。つまんねー。
「･･････で？なに、」
「え？なに、ってなにぃ？」
「なんか言いたそうだったから」
「、そーそー！そーだんそーだん！」
「なんだよ相談って」
「んーとねぇ、････････あれ？なんだっけ？」
「バカか」
「よってんだよバカじゃねーよお」
なんだっけ？ほんとに思い出せないや。やっぱ相当酔ってんな、えへへ
結局わたしの相談の話は流れて、動画の話や今後の話、気づけば思い出話に行き着いた。
って言ってもわたしは転校してきた身だから結局中学の時の話で、イコールそれはFischer'sのこと。
「あの時はまだわたしもかわいかったなあ〜、ふへへ」
「モテてたしな」
「えぇ〜、なにそれぇーしらなあーい」
「そら近くにおれらいたし、何より･･････」
「、ん？」
「･･････いや、なんもねぇ」
「･････････あ、おもいだした」
「なにを」
「マサイってさぁ、いつからわたしのこときにかけてくれてたんだろ？」
ジョッキを口につけたまま動きが止まった目の前の男。
お互い見つめ合って、あれ？恋する5秒前かな？MK5かな？って
やだもぉ〜、好きなら好きって早く言ってよお〜てれるぅ
「りょーちゃんならいいよぜんぜん」
「こっちからお断りだ」
「くっそマジかぁ〜ふられた〜Aちゃん泣きそ〜」
「･･････急にマサイの話するからビビった」
「昨日さあ、撮影なかったじゃーん？ふたりで出かけたのよぉ、なーんか、もうちょーぜつやさしくてさぁ？こーゆーひととけっこんしたらしあわせなんだろーなぁーって思ったわけよぉ」
「、お前からそーゆー話聞くの初めてでちょっとパニックだわ」
「わたしだってそーゆーこともありまっせ、ぬははっ」
自分で言うのもアレだけど、お酒は強い方だと思う。
いつもなら一人で何をどんだけ飲もうがメンバーとこうして飲もうが、今日飲んだこの量では酔わないのに。
本当に今日はおかしいらしい。自分の身体なのに違うような感覚。
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こた - この作品とても面白いです！更新頑張ってください！ (2019年10月27日 20時) (
レス) id: 6209d012cf (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - もしよければ、今日の深イイ書いて欲しいです。 (2019年9月30日 22時) (レス) id: b3e45f8b93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぅ | 作成日時：2019年9月17日 16時
