・ ページ32
・
「、ずぴーーー!! ・・・・・・・・・っあ゛ぁ」
「だからおっさんかよ」
「うるしぇー」
「しぇー、笑」
豪快に鼻をかんだらちょっとスッキリ。モニュメントに「おっさんすぎる」と笑われてるなう。
年中無休の花粉症と風邪がドッキングするツラさキミにはわからんだろ、そして鼻は豪快にかむもんだ!この際可愛げとか女の子らしさとか気にしてらんねーから!マジ卍!
いや、お前は最初から気にしてないだろ!なんて言葉は禁句。
こんな時でもかわいく振る舞える奴がいるならそれは仮病だ、そして今すぐ連れて来い。そいつの脳ミソ徹底的に調べてやる。
ったく。病人様に失礼すぎるぞイケメン野郎。でろっでろに甘やかす約束はどこへいった。
「なんか食いたいもんある?」
「・・・・・・・・・ちょこのあいす」
「そんなんじゃ治るもんも治らねーだろ」
「じゃあ、ぷりん」
「だから、」
「しょくよくないもん」
でろっでろに甘やかすことはしてくれてないけど、自分も病み上がりなのにつきっきりで看病してくれてます。
ありがとう、アーメン。
「しゃーねぇな・・・・・・ちょっと買ってくるわ」
「そこにわたしのさいふあるからもってって」
「気にしなくていいよ、でろっでろに甘やかさなきゃだし?」
ちょっといじわるな顔で笑ったマサイ。
悔しいけど、ちょー悔しいし認めたくないけど、イケメンだ。そしてやっぱりモニュメントだ。
「他にほしいもんは?」
「ない、」
「わかった、すぐ戻るからちゃんと横になっとけよ」
「・・・・・・・・・まさいたん」
「、ん?どした?」
「やっぱりあいすもぷりんもいらんから・・・・・・ここおって、」
「、っ」
目を見開いて驚いたような顔をしたと思ったら、突然頭を抱えて「あぁー、もう、ほんっとに、マジでさ・・・・・・」と言いながら崩れ落ちるようにしゃがみこんだ。
なんだよ。ワガママすぎるってか??買いに行って、ってゆーのを、やっぱりいらない大丈夫、って言っただけやん。何をそんな大袈裟な。
「そーゆーとこだからな、?」
「え?なんすか?」
「だから、!Aのそーゆー無意識の「ちょっ、ごめ、てぃっしゅ」・・・・・・ぅおい!!!」
「、へっくしょーーーい!!!」
誰か鼻の蛇口おもっきし締めてくださーい。(白目)
・
131人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むぅ | 作成日時:2019年5月6日 1時